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可変モニターは便利? ニコン「D5000」は買いか!?

2009年05月01日 12時00分更新

文● 周防克弥

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初搭載のバリアングル液晶モニターは
若干注意が必要

バリアングル液晶モニター

バリアングル液晶は下方を支点に開き、垂直方向に90度、水平方向に270度回転する

真下に開いた状態で左方向に180度回すと自分撮り用に正面に向く

真下に開いた状態で左方向に180度回すと自分撮り用に正面に向く

右側(グリップ側)へは90度曲がる

右側(グリップ側)へは90度曲がる。右手を伸ばして撮りたい場合に有効だ

 モニター下部を支点(軸)にして垂直方向に開き、さらに水平方向にも回転するため、自分撮りやハイアングル、ローアングルでの撮影に対応することができる。液晶パネルを本体側に向けて閉じることで液晶面を保護することも可能だ。

使用している三脚はいたって普通の大きさだが、雲台に開いた液晶がぶつかってしまうので注意が必要

使用している三脚はいたって普通の大きさだが、雲台に開いた液晶がぶつかってしまうので注意が必要

 支点が下側にある機種は珍しいが、三脚への取り付けが難しく雲台に干渉することがある。大きめの雲台を使っていると開くことしかできず、回転ができない場合もあるので注意したい。


ライブビューでフォーカスポイントを自由に移動

拡大ボタンを押すと左写真の赤枠の部分が拡大される。5段階拡大でき、最大で約6倍程度アップ(右)になる。拡大表示した状態で背面の十字キーを動かせば好きな部分を拡大表示可能だ

 ライブビュー時にはコントラスト検出方式のAFが動作する。AFモードは、「顔認識AF」「ワイドエリアAF」「ノーマルエリアAF」「ターゲット追尾」の4つから選択可能だ。

 ワイドエリアAFとノーマルエリアAF時には、十字キーを使って画面内の好きな箇所へフォーカスポイントを動かすことができる。

 このときに画面拡大をするとフォーカスポイント部分を拡大してくれるため、マニュアルフォーカスで確実にピント合わせをしたい場合に便利だ。

 ただ、ライブビュー時にモニターで確認した明るさと、そのままシャッターを切ったときの結果の明るさが違うことが多かった。マニュアル露出に設定しているなら納得できるが、オートでも結果がかなり暗く写ってしまうことがあり、若干気になった。

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