初搭載のバリアングル液晶モニターは
若干注意が必要
モニター下部を支点(軸)にして垂直方向に開き、さらに水平方向にも回転するため、自分撮りやハイアングル、ローアングルでの撮影に対応することができる。液晶パネルを本体側に向けて閉じることで液晶面を保護することも可能だ。
支点が下側にある機種は珍しいが、三脚への取り付けが難しく雲台に干渉することがある。大きめの雲台を使っていると開くことしかできず、回転ができない場合もあるので注意したい。
ライブビューでフォーカスポイントを自由に移動
ライブビュー時にはコントラスト検出方式のAFが動作する。AFモードは、「顔認識AF」「ワイドエリアAF」「ノーマルエリアAF」「ターゲット追尾」の4つから選択可能だ。
ワイドエリアAFとノーマルエリアAF時には、十字キーを使って画面内の好きな箇所へフォーカスポイントを動かすことができる。
このときに画面拡大をするとフォーカスポイント部分を拡大してくれるため、マニュアルフォーカスで確実にピント合わせをしたい場合に便利だ。
ただ、ライブビュー時にモニターで確認した明るさと、そのままシャッターを切ったときの結果の明るさが違うことが多かった。マニュアル露出に設定しているなら納得できるが、オートでも結果がかなり暗く写ってしまうことがあり、若干気になった。