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関心高まる? 中古ケータイ購入

2009年04月24日 09時00分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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 販売奨励金の廃止や二年縛りなどで、売り上げを落としている携帯電話機。高価な最新機種よりも、安価に購入できる中古モデルへの関心が高まる傾向があるようだ。20~40代のネットユーザー397名を対象にした調査結果をアイシェアがまとめた。

 調査報告では、中古携帯電話の販売について知っている人は59.4%。実際に利用経験のある回答者は1割(購入したことがある6.8%、もらったことがある4.5%、両方が0.5%)と少数派だったが、中古携帯電話の購入について34.5%が「購入したい」(6.5%)、「購入を検討したい」(28%)と前向きに答えた。さらにこれを「利用経験者」に限ると、購入に前向きな層は80.9%に上る。

 購入経験者のうち89.7%はネットオークションで購入。実際の店舗やインターネット上のショップで購入した層は少数だった。購入経験者に譲渡などを含めた利用経験者に対して、トラブルの有無を尋ねたところ、あると応えたのは8.5%。主なトラブルとしては、バッテリーの消耗、パスワードが分からない、番号の抜き忘れなどがあったという。

 購入動機としては安く購入できるが7割以上。逆に購入したくないと答えた人に理由を尋ねると「中古が嫌だから」(43.8%)、「前の持ち主がはっきりしていないから」(23.1%)、「古い機種しかないから」(11.5%)などが挙げられた。また「携帯電話を購入する予定がないから」と答えたのは10.4%だった。

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