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Excel 2007新関数で鮮やか仕事術 ― 第3回

Excel 2007の新関数AVERAGEIF(S)とIFERRORをマスター

2009年04月17日 06時00分更新

文● 中島左知子、ドットPC編集部

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Excel 2007では、1つの関数カテゴリと使い勝手のいい5つの関数が追加されました。どれも作業を効率化してくれる便利なものばかりです。今回は、新関数から統計関数の「AVERAGEIF(S)」と、論理関数の「IFERROR」の使い方、ならびに覚えてくと便利なExcel 2007のお助け機能を紹介します。


条件にあったものの平均を出す
【統計関数】 AVERAGEIF(S)関数

書式=
AVERAGEIF(範囲,条件,[平均対象範囲])
AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲1,条件1,[条件範囲2,条件2],…)

たとえば……マッサージ店の男性利用者の平均年齢や、
「40歳以上」で「ヘッドコース」を利用した人の、
平均利用時間がわかる


「S」が付くと、複数条件の平均値が計算できる

AVERAGEIF(S)関数を使ったサンプル
【Excel 2007】 AVERAGEIF(S)関数を使ったサンプルシート

 これまでは条件を満たすものの平均を求める関数がなかったため、別途、条件をシート上に作成してからDAVERAGE(ディーアベレージ)関数で求めていた。しかし、この関数の登場で条件の作成が不要になった。

J5セルに入った数式は
=AVERAGEIF(D5:D19,"男",E5:E19)
J13セルに入った数式は
=AVERAGEIFS(G5:G19,E5:E19,">=40",F5:F19,"ヘッド")

 上図では、AVERAGEIF関数でマッサージ店来店者のリストから男性利用者の平均年齢を求めている。また、「S」がついたAVERAGEIFS関数で、「40歳以上」で「ヘッド」コースを利用した人という複数条件を満たす人の平均利用時間を求めている。

 まず、J5セルにはAVERAGEIF関数を設定。引数の「範囲」にD5~D19セルを範囲選択し、「条件」には「"男"」を入力。「平均対象範囲」には平均する範囲のE5~E19セルを選択し求めている。

 また、複数条件で求めるJ13セルには、AVERAGEIFS関数を設定。引数の「平均対象範囲」にはG5~G19セルを選択。「条件範囲1」にはE5~E19セルを範囲選択し、「条件1」に「">=40"」を入力する。さらに、「条件範囲2」にF5~F19セルを範囲選択し、「条件2」に2つめの条件の「"ヘッド"」を入力して求める。

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