Dockが動く! 新製品「iHome iP9」
4月下旬に発売予定の新製品としては、iPhone 3G/iPod対応のアラームクロックラジオ「iHome iP9」が紹介されていた。想定価格は1万1800円。
いちばんの特徴はDock部分が可動式ということ。iPod用スピーカーの上部には、iPhone/iPodを「ガコッ」と挿せるDockが用意されている。iPhone/iPodは各モデルでサイズが異なるが、ここにiPodに付属していたり、オプションで買った「Universal Dock アダプタ」を付けることで、ぴったり置けるようになるのだ。
しかし、今や一家にiPod/iPodシリーズが何台もあるという状況も増えてきているだろう。そうした家族でひとつのiPodスピーカーをシェアするとなると、いちいちアダプターを付け替えるかえる必要がでてくる。これは面倒だ。
そこでこのiP9の動くDockが役立つ。指でクルっとダイヤルを回せばすぐにDockの幅を調整できるため、いちいちアダプターを付け替える手間なく、さまざまなサイズのiPhone/iPodに対応できるのだ。
iP9はアラームクロック付きなので、特定の時間が来たらiPhone/iPodの音楽を鳴らすことができる。しかも、毎日/平日/週末というスケジュールを選んだうえ、アラーム時間を2つ設定可能だ。
米SDIによれば、ハイアットやヒルトンといった有名ホテルでも、iPodを持って訪れるお客のためにiHomeシリーズを導入しているとのこと。リビングにおいて家族でシェアしてもいいし、ベッドサイドで個人的に使っても大いに役立ってくれるだろう。
ちなみに既存製品は6モデルを用意している(関連リンク)。オンラインのApple Storeでは、アラームクロック付きラジオの「iHome iP99」、ポータブルタイプの「iHome iP27」と「iHome iHM77」のほか、先のシネックスのサイトに掲載していない「iHome iP71」も扱っている。