また、本体内の冷却機構には、ジェットエンジンの冷却機構の発想を応用したインテルの技術「Laminar Wall Jets Technology」を採用。熱源となるCPUなどとシャーシの間に冷気を通すことで、シャーシが人肌に触れても熱さを感じない仕組みを実現している。
そのほかにも、標準搭載のストレージにはSSDを採用。HDMI出力も標準搭載、3G通信モジュール内蔵可能など、さまざまな特徴を備えている。GPUについてもチップセット内蔵(Intel GM/GS45 Expressベースのもよう)だけでなく、独立GPUを搭載するオプションも存在するようで、カン氏は競合の軽量長時間ノートに比べたパフォーマンスの高さもアピールしていた。
今回はあくまで「こういう製品を出しますよ」という発表であり、正式な製品発表ではない。そのため、スペックについては今後変更の可能性がある。発売日も現時点では未定で、上述の3機種すべてが日本でも発売されるかも未定だ。
気になる価格だが、カン氏の発表では799米ドル(約7万9900円)からとのこと。軽量長時間駆動のモバイルノートは日本では珍しくないが、いずれも10万を大きく上回る価格で販売されていた。Timelineはそれらよりはるかに安価となる。
長時間駆動のモバイルノートと言えば、日本企業の得意分野だが、この分野にもまた、競争力のある挑戦者が登場することになりそうだ。今年はNetbook市場だけでなく、より性能の高いモバイルノートも面白くなりそうだ。