Eye-Fi&どこでもWi-Fiを持ち歩け
早速Eye-Fiと「どこでもWi-Fi」を組み合わせ、外に持ち出して写真を撮ってみた。撮った画像は、GoogleのWebアルバムサービス「Picasa」に即座にアップロードする設定にしてある。
弱点もあるが、素早く写真を共有したい人には有効なシステムだ
今回はEye-Fiと、この「どこでもWi-Fi」を組み合わせ、無線LANのアクセスポイントの無い屋外で、写真を撮った端からWebアルバムに投稿するシステムを構築してみた。確かにお金をかけたシステムだが、出先にいても画像をWebアルバムやパソコンに転送でき、時間の節約ができる、というメリットがある。
例えばハイキングやツーリングなど旅行中の写真を、ほぼリアルタイムにWebアルバムに掲載し友人などに見てもらう、というような使い方はどうだろうか。また、運動会やマラソンなどスポーツイベントで、撮影即アップロードということで同時中継的にWebアルバムに掲載していき、遠くの友人や田舎の両親などに、友人や子供など被写体となった人物の活躍を見てもらう、というような使い方もあるだろう。
ただ、弱点もいくつかある。例えばこのシステムでは、基本的に撮影した画像はすべてWebアルバムに投稿してしまう仕組みになっている。選択して画像をアップロードしたい場合は、不要な画像を撮影後アップロードされる前にメモリ内から消去するなどの対策が必要となる。
また、最近のデジタルカメラの高画素化により、JPEG形式でもファイルサイズがかなり大きくなってきている。無線LANとEye-Fiの組み合わせなら、高画質モードでも問題はない。しかし「どこでもWi-Fi」とEye-Fiの組み合わせの場合は、記録画質を中画質や低画質にした方が良い場合もあるだろう。あらかじめ使用するデジタルカメラで試し撮りを行ない、画像のアップロードにかかる時間を調べておくと良いと思う。