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今度の無料は辞書!?「キングソフト辞書」が公開

2009年03月26日 17時01分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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キングソフト辞書
キングソフトの無料辞書ソフト「キングソフト辞書」のスタート画面

 無料のセキュリティーソフト「キングソフト インターネットセキュリティー」やマイクロソフト製品との互換性を売りにした低価格オフィススイート「キングソフトオフィス」で知られるキングソフト(株)から、新たな無料ソフト「キングソフト辞書」が登場した。26日から同社ウェブサイトにて公開されている。

 インターネット上では多数の辞書検索サービスが稼働していて、「無料の辞書」というだけなら珍しいものではない。これに対してキングソフトでは、ウェブサービスの場合「ブラウザー起動」「サイトにアクセス」「調べたい単語を入力」の3ステップが必要で、やや面倒であるとして、より手軽に言葉を調べられる点を、キングソフト辞書の特徴としている。なお同ソフトは、中国でGoogleと共同開発した「Google-Kingsoft Ciba」という辞書ソフトの日本語版である。

 手軽さを象徴しているのが、「マウスオン辞書」の機能だ。ウェブページやPDFファイル、Windowsのダイアログ内やボタン上の文字にマウスカーソルを合わせるだけで、その単語の辞書検索結果を小さなウインドウで表示する。

マウスオン辞書機能の例 マウスオン辞書機能の例。マウスカーソルの下にある「leadership」を自動認識、英和辞典の検索結果を表示している

 翻訳機能も同様に、「ハイライト翻訳」という手軽な機能が搭載されている。この機能では、ウェブページ上のテキストをマウスカーソルで選択すると、その部分を自動で翻訳するというもの。翻訳は英日/日英だけでなく、中日/日中の訳も可能だ。翻訳はGoogleの翻訳サービスを利用している。

 辞書ソフト上で単語やテキストを入力する検索機能や、指定したウェブページの翻訳機能といったオーソドックスな機能はひととおり備えている。そのほかにも、入力した単語を使っているテキストをネット上で検索し、辞書ソフト上に結果を一覧表示する「例文検索」といった機能も備える。

ソフト上での辞書検索の例 翻訳機能
ソフト上での辞書検索の例。英語の発音を再生する機能もある翻訳機能。日中/中日翻訳もできるのは中国企業ならでは

 参照する辞書データは、パソコン上にインストールされる「オフライン辞書」と、オンラインの辞書データベースを利用する「オンライン辞書」の2種類がある。オフライン辞書は(株)旺文社の「国語辞書」(約8万2000語収録)「ポケットコンプリヘンシブ英和・和英辞典」(計約18万語収録)、フリー和英辞典「EDICT」(約12万語)。オンライン辞書には(株)三省堂の「デイリーコンサイス国語・英和・和英辞典」(計約23万2000語収録)が用意されている。

 利用は無料。今後のビジネスモデルについては、検索結果とマッチした広告を提示する方式や、言語によっては有料で提供するといったプランが検討されているとのことだ。


無料セキュリティーソフトとオフィススイートも
バージョンアップ

 無料セキュリティーソフト「キングソフト インターネットセキュリティー」と、低価格オフィススイート「キングソフトオフィス」の最新版も、同日に公開された。

 セキュリティーソフトの新版「Kingsoft Internet Security U Service Pack 1」は、実行するアプリケーションの信頼性を自動判定して警告を促す「信用認証の自動判定」機能や、インスタントメッセンジャーでの通信の暗号化(対話する双方に、同ソフトの導入が必要)といった新機能が搭載されている。有料のパッケージ版も4月下旬に発売予定。

 オフィススイートの新版は「KINGSOFT Office 2010」。マイクロソフトのWord 2007、Excel 2007、PowerPoint 2007との互換性を高め、docxやxlsx、pptxといったOffice Open XML形式の読み込みに対応している。

 ワープロ(Writer)、表計算(Spreadsheet)、プレゼンテーション作成(Presentation)がセットになったパッケージ版の「KINGSOFT Office 2010 Standard」(オープンプライス)が店頭販売されるほか、同セットのダウンロード版(4980円)や各ソフトの単体版(1980円)も販売される。パッケージ版の発売は4月24日の予定。

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