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今度はセーブのやり方だ

懐かしのMSXアプリをPCでつくり、持ち出そう

2009年04月06日 12時00分更新

文● Mマガクラブ編集部

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 1983年に登場した「MSX」。この懐かしのパソコンが、およそ25年の時を経て、Windows Mobile機上によみがえったことは前回お伝えした(関連記事)。

イー・モバイルのEM・ONEαを買うと、MSX MAGAZINE限定版が付いてくるキャンペーンが現在実施中だ

 「携帯できるMSX」は長年に渡るMSXファンの夢であり、MSXマガジン永久保存版にβ版が収録されて以来、ずいぶん待たされたけどやっと正規版の登場というわけである。



まずは「EM・ONEα」から


 MSXが低価格なパソコンとして、ファミコンなどのゲーム専用機から区別できる大きな理由として、キーボードが標準装備されていて、BASIC言語などの開発環境が最初から付いていたという特徴がある。

MSXを、現代のパソコンやモバイル機器で再現する「MSXPLAYer」のロゴ

 安くてもPCの端くれだったのだ。だから「MSXがモバイルで復活した」と言うためには、キーボードと開発環境の提供が必須となる。ゲームをただ遊ぶだけでなく、オリジナルゲームやアプリをプログラミングするためには、キーボード付きの携帯端末でなくてはならない。

 スマートフォンと呼ばれるカテゴリには、こういったキーボード付きのモデルが多数存在している。その中でもイー・モバイルの「EM・ONEα」は、大きな画面と本格的なキーボードを装備しており、MSXを再現するには、かなり向いている機種と言える。

 前回、BASIC言語で作られたサンプルゲームを掲載したが、遊んでいただけただろうか。わずか57行程度のプログラムでミニ・ゲームが作れてしまうのだ。MSXの時代を知るものにとっては当たり前のことだが、今の若者には新鮮に映るようだ。Mマガ編集部にも「今では子供の方が夢中でゲームを作っている」という親子でゲーム作りを楽しんでいる様子が伺えるメールが届いている。

 自分で作ったゲームを携帯端末上で遊ぶ、というのは、さらにその楽しみの幅を広げることになるであろうことは言うまでもない。

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