iMacやMac miniとも比べてみた
新旧Mac Proでガチンコ対決 勝負の行方は……
2009年03月21日 13時30分更新
文● 広田稔/トレンド編集部 撮影●パシャ 協力/MacPeople編集部
テスト条件
Mac OS X 10.5.xを使用し、メモリー容量は各機種の標準状態のままテストを実行。Mac Pro/Mac miniのディスプレーとしては30インチの「Apple Cinema HD Display」を使った。画面解像度はMac Proでは2560×1600ドットだが、「Apple Mini DisplayPort - Dual-Link DVI アダプタ」が用意できなかったため、Mac miniでは1200×800ドットでテストしている。iMacは標準の1920×1200ドットに設定した。グラフの値はそれぞれのテストを3回実行した平均値だ。
40分のAIFFファイル(容量392.7MB)を、iTunes 8.1で128kbpsのAACファイルに変換する時間を測定。旧Mac Proが一番速いという結果だった
QuickTime Player 7.6のPro版を使い、再生時間が60秒のDVファイルをH.264形式に変換するのにかかった時間を測定。新Mac Proの4コアモデル(2.66GHz)が若干速い結果に
「Adobe Photoshop CS4」のアクション機能を使用して、4064×2704ピクセルの画像に15種類のフィルターを連続で適用した際の時間を計った。クロック周波数の影響が大きいのか、Mac Proに混ざってiMacが健闘する結果に
2Dグラフィック性能を見るテスト。縦1万4400×横640ドットの画像を開き、上から下までスクロールするのにかかった時間を計測した
容量1GBの単一ファイル、および6538個のファイルが合計1GBぶん入ったフォルダーの複製時間を測定。新Mac Proのほうが旧製品より速い傾向だ
3Dゲームソフト「Doom 3」を使用して、デモ画面を連続再生する際のフレームレートを測定
CPUでの3Dレンダリング性能とGPUのOpenGL性能をチェックするベンチマークソフトで計測。CPUでは、クロック周波数が低ながらも新8コア(2.26GHz×2)が大きくスコアを伸ばした
初出時、「新モデルからSATA 3Gbpsに対応」と記載しておりましたが、旧モデルでも対応しておりました。訂正してお詫び申し上げます(2009年3月21日)