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結構使えるN700系「のぞみ」の公衆無線LAN

2009年03月17日 10時00分更新

文● 吉田陽一/トレンド編集部

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新幹線車内

新幹線は東京駅-新横浜駅間をわずか19分で走破する。Radishとgooスピードテスト各5回の測定には20分くらい必要とするので、まったくぎりぎりの時間での接続状況調査となった。新横浜駅でも東京駅方面折り返しまでの時間が無く、崎陽軒のシュウマイ弁当を買う余裕もなかったのが心残りだ……

 今回、東京駅-新横浜駅間という区間での調査ではあったが、N700系公衆無線LANは十分に使えるサービスという印象だ。時折接続速度が極端に低下することはあるものの、「東京駅-新大阪駅間ではトンネル内でも途切れずお使いいただけます」(ドコモ広報)とのことだった。さらに今回筆者はMzoneでの利用だったが、それ以外のキャリア(HOTSPOTおよびそれと提携しているウィルコム無線LANオプションの加入者、mopera UBB モバイルポイントUQ WiFi)でも利用可能だ。提携サービスの多さでも利便性は高いだろう。

 ということで、出張の多い人で移動中の接続方法を検討している人は、このN700系での公衆無線LANサービスは、十分に検討する価値があると思う。ただし、新大阪駅以西の山陽新幹線区間は、残念ながら現時点では公衆無線LANサービス非対応なのでその点は注意が必要だ。

待合室

N700系公衆無線LANが利用できる提携サービスと契約していれば、「のぞみ」停車駅の駅コンコース待合室で無線LANを利用することができる。3月中には東海道新幹線全駅で利用できるとのことだ

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