職場やサークルボックスなどでも使える
このiTunes DJ機能、パーティー以外にも使えそうだ。
筆者の周囲だけかもしれないが、クリエイティブ業界では、音楽を流しながら作業をしているという現場をよく見かける。そうした職場なら、使わなくなったパソコンをiTunes専用にして、みんなで曲をリクエストしながらBGMを流し続けるという風に活用できるだろう。同じように、大学のサークルでも役立ってくれるはずだ。
また、仕組みがカラオケに似ているので、いっそのことボーカルなしの曲だけを集めてオリジナルのカラオケシステムとして使ってもいいだろう。
……と、ここまで原稿を書いていたら、DJでパーティー好きなマッチョ編集者(関連記事)が絡んできた。
「スゴいじゃないですか!! 今までリモコンの奪い合いをやっていたご家庭も、iTunesの奪い合いになるわけですよ。これで週末のバーベキューもゴキゲンだっ!」
やけにテンションが高い。でもね、マッチョ。日本人ってシャイだから、あまり派手なホームパーティーしないんだよ。それに、メンバー全員がiPhoneやiPod touchを持っているとは限らないというのが一番の壁かもしれない。
とはいえ、iTunes + iPod touch(またはiPhone) + Remoteという組み合わせは、使ってみるととても快適だ。特に無線LAN経由で指示するため、赤外線リモコンのように端末を機器に向けなくてもiTunesを操作できるのは大きなメリットだろう。
もし音楽プレーヤーを買い替える機会があれば、ぜひiPod touchの購入を検討してみるといい。