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UMPCで使うと便利!

USBで簡単リモートデスクトップ

2009年03月12日 18時47分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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type P(左)をリモート、type TR(右)をローカルとして接続しているところ

type P(左)をリモート、type TR(右)をローカルとして接続しているところ

 パソコンを同時に2台使うのはなかなか骨が折れるもの。2つのディスプレーを交互に見たり、異なるキーボード/マウスを交互に使うのはやや疲れる。

 1台がデスクトップ、1台がノートであれば、1組のディスプレー、キーボード、マウスを切り替えられる「KVMスイッチ」を使うのが普通。だが、2台ともノートという状態だと、別途ディスプレーやキーボード、マウスを用意しなければならない。

 もう少し気軽に2台のノートパソコンを使えないものか。そういう方にウケそうな製品がATENジャパンから発売される。

USBでつなげば、そこはリモートデスクトップ

KVMスイッチ CS661

「KVMスイッチ CS661」。両側がUSBケーブルになっている

 3月26日発売の「KVMスイッチ CS661」(6900円)は、2台のパソコンをUSBで接続するだけでリモートデスクトップ環境を実現できるモノで、1台のパソコンのディスプレー、キーボード、マウスで2台のパソコンを操作できる。

 例えば大画面ノートのディスプレーにUMPC(ネットブック)の画面を表示し、リモート操作するといったことができるのだ。

 製品形状はUSBケーブルで、2台のパソコンを相互に接続するとローカル(操作する側)にリモート(操作される側)の画面がウィンドウ表示される。ドライバのインストール作業も不要だ(CS661から自動でインストールされる)。

ファイル転送ユーティリティーの画面は英語となる

ファイル転送ユーティリティーの画面は英語となる

 さらにリモートからローカルへのコピー操作もできる。ローカルからリモートへのコピー操作はできないが、ウィンドウのツールバーにあるボタンを押すことで、ファイル転送ユーティリティーが起動。そこで相互にファイル交換が行なえる。

 IMEの入力切り替えがキーボードショートカットではできないなど、若干の制限はあるが、USBに差せばすぐに使える利便性は魅力的。対応OSはWindows Vista/XP/2000。

本体にはUSB端子が備わっており、ここに接続したプリンターなどの機器はローカルパソコン側でのみ利用できる

本体にはUSB端子が備わっており、ここに接続したプリンターなどの機器はローカルパソコン側でのみ利用できる

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