「変態マザー」だー!
外観は変わらないMac Proだが、内部レイアウトは若干変更されていた。従来機では1枚のマザーボードが立てて置かれていたが、新型では、マザーボードとドーターカード(懐かしい響き!)の2枚に分かれている。ドーターカードはCPUとメモリーを備えており、横方向に差し込む構造だ。レバーを開くだけで簡単に取り外せる。
数々の自作パーツを見てきたASCII.jp編集部員によれば、「最近、ドーターカード付きのマザーって見ないですね。いい意味で『変態マザー』」とのこと。「サーバー向けではたまに見かけるけど、コンシューマー用ではないなぁ。まぁ、わざわざそこまでしてマザーに金をかけるメーカーもないでしょ」という意見も聞かれた。要するに、現行デスクトップマシン/自作PCの中でも、Mac Proの内部構造はかなり特殊なのだ。
ちなみにApple Storeの店頭でも、オンラインのApple Storeのように、HDDやメモリー、グラフィックカードを増設して購入することが可能だ。興味のある人は、全国のApple Storeを訪れてみよう。
初出時、「ドーターカード方式なのでメモリー交換が楽になった」と記載しておりましたが、従来モデルよりメモリーのみドーターカード(ライザーカード)で交換する方式でした。訂正してお詫び申し上げます(2009年3月12日)