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イラストレーターは要注目!?

ラフ画取り込みに便利! Mac版「airpenMINI」

2009年03月10日 19時54分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

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 ぺんてるは10日、超音波/赤外線方式のデジタルペン「airpenMINI・Mac対応バージョン」を18日に発売すると発表した。価格はオープンで、予想販売価格は1万5000円前後。

airpenMINI・Mac対応バージョン

airpenMINI・Mac対応バージョン。製品外観、受信ユニットともに、カラーをメタリックブルーに変更しデザイン性を高めたという

受信ユニット

受信ユニット

 airpenは、専用ペンと受信ユニットで構成されている。専用ペンで文字や絵を書くと、その筆跡を受信ユニットのメモリー内に保存して、パソコンに転送できる。airpenMINIは、受信ユニットを従来の3分の1に小型化し、昨年11月末にWindows版として発売していた製品だ。

 ぺんてるによれば、「以前からユーザーに要望をもらっていた」ため、それに答える形でMac版を開発したとのこと。現時点ではWindows版が対応している手書き文字認識を備えておらず、ペンで書いた文字はTIFF形式の画像として保存される。ちなみにMac版の手書き認識については「構想としてはある」(ぺんてる)そうだ。

 製品に付属する取り込みソフトをMacにインストールし、保存するフォルダーを指定しておけば、受信ユニットをMacのUSB端子につなぐだけで画像の転送が始まる。例えば、メモ帳にラフスケッチを描き、その後、Macに取り込んでグラフィックソフトで清書する──という使い方が考えられる。受信ユニットをMacに接続した状態では、タブレットとして動作する。なお、Windows環境で使うことも可能だ。

タブレットと比べると、実際の紙に書けるのがひとつのメリットだろう

Macに取り込んだところ

 筆記可能領域はA4サイズまで、受信ユニットのメモリー容量は2MB(A5/約100ページ相当) 。電源は、ペンが2個のボタン電池(SR41、連続連続使用90時間)、受信ユニットがリチウムイオン充電池(同15時間)だ。対応OSは、 Mac OS X 10.5以上、Windows Vista/XP/2000 SP4。


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