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マイクロソフト、“Windows Vista イノベーション アワード”授与式を開催――ソニーの“テレビサイドPC”『VAIO VGX-TP1』が受賞

2007年02月26日 22時03分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は23日、“Windows Vista イノベーション アワード”の授与式を東京の銀座ソニービルで開催した。これはソニー(株)の“テレビサイドPC”『VAIO VGX-TP1』が1月30日に同賞を受賞したことを受けたもの。同パソコンの展示コーナーが1月17日から期間限定(展示終了時期は未定)で設置されている、東京の銀座ソニービル3Fのソニーショールーム“3B”で開催された。

Windows Vista イノベーション アワード”を受賞した“テレビサイドPC”『VAIO VGX-TP1』と外付けデジタルチューナーユニット『VGF-DT1』
Windows Vista イノベーション アワード”を受賞した“テレビサイドPC”『VAIO VGX-TP1』と外付けデジタルチューナーユニット『VGF-DT1』

“Windows Vista イノベーション アワード”は米マイクロソフト社が創設したもので、全世界のパートナー企業から発売されるWindows Vista搭載パソコンの中から、特に革新的な製品を表彰するもの。授与式では『VGX-TP1』のほか、米国で発表されたディスプレー一体型デスクトップパソコン『VAIO VGC-LS25E』とモバイルパソコン『VAIO UX Micro PC 007 James Bond Collection』の2製品も同賞を受賞したと発表された。『VAIO VGC-LS25E』は透明なフレームに支えられた19インチ液晶ディスプレーにパソコンとしての機能を内蔵させたモデルで、『VAIO UX Micro PC 007 James Bond Collection』は、映画『007/カジノ・ロワイヤル』で主人公が使用したものと同型のモバイルパソコン。

表彰式にはマイクロソフト Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン(Jay Jamison)氏と、ソニー VAIO事業本部 副本部長の鈴木国正(すずき くにまさ)氏が出席した。

マイクロソフト Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏
マイクロソフト Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏

プレゼンターを務めたジェイミソン氏は“Windows Vista イノベーション アワード”について説明を行ない、「現在はまだ多くのユーザーが電子メールを利用したりインターネットを閲覧したりするためだけにパソコンを使っているが、我々はWindows Vistaによって、ユーザーに新しい“プレミアムデジタルライフ”を提供していきたいと考えている。それを実現するためには、マイクロソフトだけではなくパートナー企業の強力なサポートとイノベーションが必要だ」と同賞を創設した背景を語った。受賞理由については、『VAIO VGX-TP1』は円筒形のデザインを採用し、テレビへの接続を想定しているという特徴を持ち、「新しいデザインと、大型のテレビに接続することでユーザーが次世代のデジタルライフを体験できること」を挙げた。

ソニー VAIO事業本部 副本部長の鈴木国正氏
ソニー VAIO事業本部 副本部長の鈴木国正氏

鈴木氏は「我々は1997年から日本で“VAIO”を展開し、映像や音楽をパソコンにためて楽しむデジタルライフを提案してきた。それが第1フェーズで、これからは第2フェーズとして、『VAIO VGX-TP1』や外付けデジタルチューナーユニット『VGF-DT1』によって、デジタルライフをリビングルームの中心に根付かせたい。それはある意味でVistaのコンセプトである“プレミアムデジタルライフ”そのものだ」と述べた。

マイクロソフトからソニーに贈られた盾
マイクロソフトからソニーに贈られた盾

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