シャープ(株)は23日、高速赤外線通信“IrSS”に対応したワイヤレスフォトアダプター『HN-IR1』を4月25日に発売すると発表した。価格はオープン。
『HN-IR1』 |
『HN-IR1』は、“IrSS”対応のカメラ付き携帯電話機などで撮影した写真を赤外線通信で受信し、テレビの画面に映し出すためのアダプター。通信速度が4MbpsのIrSSに対応したことで、300万画素(約800KBの場合)の写真データを約2秒で転送できるのが特徴。通信距離は最大約20m。テレビ用出力は、D端子を備えており、出力解像度は1920×1080画素のフルハイビジョンに対応している(1080i固定)。ビデオ出力端子も用意されている。
対応画像形式はJPEGで、最大ファイルサイズは6MB、画像サイズは最大800万画素(縦横とも4080画素以下)。画像は右に90度ずつ回転させて表示できるほか、画面一杯に拡大表示することも可能。電源は専用ACアダプターを利用し、消費電力は最大2.2W。本体サイズは幅79×奥行き70×高さ28mm、重量は約66g。対応携帯電話機は、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのSH903i/SH902iS/SH902iSL/SH702iS、KDDI(株)のW51SH、ソフトバンクモバイル(株)の911SH/910SH/811SH/810SH。