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大阪大学大学院のコンテスト“無線ネットワーク構築・アプリケーション・コンテスト”の優勝チームが決定

2007年02月16日 22時22分更新

文● 編集部

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大阪大学大学院情報科学研究科とフリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)は15日、同大学院情報科学研究科情報ネットワーク専攻において開催された“無線ネットワーク構築・アプリケーション・コンテスト”の優勝チームと準優勝チームを発表した。優勝チームは“Wih(Wireless Interface Hockey)”を制作した“グループ7”(濱田和樹さん、森田真之さん、森達哉さん)で、準優勝は“BOW HUMAN(山岳救助システム)”を開発した“グループ4”(池田和史さん、堺拓郎さん、村井渉さん)。

前列左よりフリースケール・セミコンダクタ・ジャパン代表取締役社長の高橋恒雄氏、大阪大学大学院情報科学研究科教授の村上孝三氏、同助教授の若宮直紀氏。後列はコンテストの優勝チームと準優勝チーム
前列左よりフリースケール・セミコンダクタ・ジャパン代表取締役社長の高橋恒雄氏、大阪大学大学院情報科学研究科教授の村上孝三氏、同助教授の若宮直紀氏。後列はコンテストの優勝チームと準優勝チーム

“無線ネットワーク構築・アプリケーション・コンテスト”は、米フリースケール・セミコンダクタ(Freescale Semiconductor)社のZigBee開発評価ボード『13193EVB-BDM-A00』を用い、無線ネットワークの応用技術を競うもの。審査は作品のアイディア、実用性、完成度などを基準に行なう。優勝作品はフリースケール・セミコンダクタ・ジャパン製品のリファレンスツールとして活用される計画があるという。また優勝チームはフリースケール・セミコンダクタ・ジャパンが開催するフォーラム“FTF Japan”に出展したり、インターンとして同社の業務を体験したりできる予定としている。

大阪大学大学院情報科学研究科では、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの協力を受け、IEEE 802.15.4を用いたWPAN(Wireless Personal Area Network)構築の演習を行なっている。この演習は、文部科学省の事業プログラム“「魅力ある大学院教育」イニシアティブ”に採択された大阪大学のプロジェクト“ソフトウェアデザイン工学高度人材育成コア”の一環として行なわれている。

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