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楽譜作成を行ないやすくした入門バージョン

カメオ、楽譜作成ソフト『PrintMusic 2007』を発売

2007年02月13日 23時40分更新

文● 編集部

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(株)カメオインタラクティブは9日、米MakeMusic社の楽譜作成ソフト『PrintMusic 2007』を3月23日に発売すると発表した。価格は、通常版が1万4700円、5ライセンスパックが3万1500円。解説DVDが付属する初回限定版も発売され、価格は1万6800円。

『PrintMusic 2007』の写真『PrintMusic 2007』

『PrintMusic 2007』は、楽譜作成ソフト“Finale(フィナーレ)”シリーズの入門バージョンで、マウスを使って五線譜に音符を配置して楽譜を作成できるのが特徴。曲の終局部“コーダパート”の作成時に、パートの開始地点で五線を自動で切り分けたり、セーニョ記号/to Codaの配置/プレイバックを同時に設定できるようになったことで、楽譜の作成が従来バージョン『PrintMusic 2006』より簡単になった。コードネームの表記方法はアラビア数字のほか、ローマ数字に対応した。反復記号も反復回数を指定できるようになり、現在の繰り返し回数の確認のほか、特定の繰り返し回数からプレイバックできるようになった。複数楽器のパートを配置した組段と組段の境目に自動的に判別記号が入るようになったため譜面も見やすくなっている。

パッケージはWindowsとMac OS Xの両方に対応するハイブリッド版で提供する。Mac OS X版はUniversalアプリケーション化されたほか、従来バージョンからブロック編集ツールを使用した際の処理速度が向上。弱起小節内の連符や装飾音符を他の小節へコピーした際の不具合も解消されている。

音符の配置方法はマウスによる入力のほか、MIDIキーボードによるリアルタイム/ステップ入力、オーディオ入力に接続したマイクからの入力、スキャナーによる紙の楽譜の入力に対応する。譜面には歌詞の入力も行なえる。

対応OSはWindows XP/2000、Mac OS X 10.3.9以上。対応機種はPentium III以上、メモリーが512MB以上のPC/AT互換機と、PowerPC G4/Core Solo以上、メモリーが512MB以上のMacintosh。

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