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“Quad FX”に対応するASUSTeK「L1N64-SLI WS」の販売が始まる

2007年02月01日 23時35分更新

文● 増田

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 AMDのDualソケット/マルチコアのデスクトップ向けプラットフォーム“Quad FX”に対応するASUSTeK製デュアルSocket F対応マザーボード「L1N64-SLI WS」の単体販売が今日からスタートしている。

 この製品は“Quad FX”対応チップセットといわれるNVIDIAの“nForce 680a SLI”を搭載するデュアルSocket F対応マザーボード。先週末にひと足早く販売の始まった対応CPU「Athlon 64 FX-70/72/74」だが、今回の「L1N64-SLI WS」の登場でようやく“Quad FX”環境を自作できるようになった。なお、29日深夜に行なわれたWindows Vistaの深夜販売ではAthlon 64 FX+Vistaとのセットという形で、一部ショップで先行販売が行なわれている。

 製品は同社製ハイエンドマザーらしくヒートパイプを利用したチップセットの冷却機構や導電性高分子固体電解コンデンサを多数採用。安定性を高める8フェーズ電源回路を2つ搭載。拡張スロットはPCI-Express x16×4(SLI対応/帯域はx16x8x16x8)、PCI-Express x1×1、PCI×1。CPUソケットに挟まれるように配置されたメモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667/533、最大8GB)という構成だ。
 またオンボードインターフェイスには8chサウンドやデュアルギガビットイーサネット(Marvell/88E1116×2)、IEEE1394(VIA/6308P)などを備えるほか、Serial ATA IIポートは外付け1ポートを含めて計13ポート(RAID 0/1/0+1/5/JBOD)も用意されている。価格はアークで4万5980円、BLESS秋葉原本店で4万6800円、高速電脳で4万9800円となっている。

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