このページの本文へ

松下、薄さ20mm台の広角28mm撮影対応の『DMC-FX30』と『DMC-FS1』を発表

2007年01月31日 17時32分更新

文● 編集部 小林久

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

松下電器産業(株)は31日、正面からみるとクレジットカードサイズとほぼ同じサイズで薄さ20mm台の“スタイリッシュコンパクト機”2モデルを発表した。価格はオープンプライス。



薄型化と操作性の向上がメイン『DMC-FX30』

DMC-FX30
DMC-FX30

広角28mmからの3.6倍ズームという仕様は変わっていないが、レンズ構成を変更することで、レンズモジュールもコンパクトにした。非球面レンズ5枚を含む6群7枚構成となっており、EAレンズ(超高屈折硝材レンズ)も利用する。レンズバリアーも薄型化が可能なステンレス製とした。

操作性に関しても配慮しており、画面上のアニメーションでモードダイヤルの位置を確認できるようにしたほか、メニューの深い階層に降りず、背面の“FUNC”ボタンから呼び出せる“クイック設定”や日付の焼き込み機能も追加した。シーンモードの選択も文字による説明ではなく、アイコンを使用することで、一覧性を高めている。シーンモードには、新たに“夕焼けモード”と“ペットモード”が追加されている。

本体カラーは、マット調の“プレシャスシルバー”、ラバー塗装を施したソフトタッチの“エクストラブラック”(黒)と“アーバンブルー”(緑味を加えたコバルトブルー)、グロス調の“センシュアルブラウン”(シックな雰囲気のピンク)の4色が選べる。実売価格は4万円前後で2月22日に発売する。



リーゾナブルに入手できるエントリー機種『DMC-FS1』

DMC-FS1
DMC-FS1

『DMC-FS1』は、DMC-FX30と同じスタイリッシュコンパクトに位置づけられるが、機能を若干限定し、よりリーゾナブルな価格で購入できるようにした新シリーズ。

基本性能はFX30とほぼ同等で、ズーム倍率が35mm相当からの光学3倍、撮像素子の画素数がFX30の有効720万画素に対して有効600万画素、液晶パネルの画素数も20万7000画素に対して、11万5000画素(サイズは2.5インチで同等)とするなど低コスト化を図っている。本体の厚さも24.2mmと従来機のFX07並みとなる。

ただし、バッテリー寿命はCIPA測定基準で、約370枚とDMC-FX30の280枚を上回る数字だ。

本体カラーは、若年層を意識したライトな印象のものとした。シルバー、ブルー、ピンクの3色が選択できる。実売価格3万円前後で2月9日の発売を予定している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン