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松下電器、携帯電話サービスに対応した有線/無線対応ネットワークカメラ『BL-C131』を発売

2007年01月24日 21時38分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は24日、携帯電話を利用してネットワークカメラの画像を遠隔地から確認できる新サービス“みえますねっとLite”に対応した有線/無線ネットワーク対応ホームネットワークカメラ『BL-C131』を2月17日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

『BL-C131』 『BL-C111』
『BL-C131』『BL-C111』
ホームネットワークカメラ

『BL-C131』は、インターネットに接続したカメラの画像を遠隔地から確認できる新サービス“みえますねっとLite”に対応した有線/無線ネットワーク対応のネットワークカメラ。内蔵している焦電型赤外線センサー反応時に専用サーバーに最大100枚までの静止画像を蓄積保存でき、その静止画像を携帯電話機で確認できるのが特徴。“みえますねっとLite”サービス1つの契約につき、最大4台のカメラと携帯電話を利用できるほか、ネットワークカメラからパソコンへ音声通信機能を搭載し、カメラの画像と一緒に音声も確認できる。

設置イメージ設置イメージ

1/6インチ32万画素CMOSセンサーを採用し、最低照度は3ルクス(lux)。解像度は640×480、320×240、192×144画素で、フレームレートは最大で毎秒30フレーム。画像圧縮方式はMotion JPEGとMPEG-4を利用可能。レンズは固定焦点でフォーカス範囲は0.3mからで、画角は水平49度/垂直37度。パン(±50度)/チルト(+10/-40)に対応。

ネットワークは、IEEE 802.11g/b準拠の無線LANと、10/100BASE-TXの有線LANに対応。IPv4/v6のデュアルスタックに対応しており、将来的にIPv6へにスムーズに移行できるという。セキュリティー機能は、マルチユーザーパスワード保護に対応しており、無線接続では152bit/128bit/64bit WEP、WPA(TKIP)、WPA2(AES)、SSIDがサポートされる。ウェブブラウザーを利用してモニタリングする場合、対応OSはWindows Vista/XP/2000。対応機種はPC/AT互換機。ウェブブラウザーは、Internet Explorer 6.x以上。MPEG-4一時保存画面再生用にWindows Media Player 11以上(Windows Vista)/Media Player 9以上(Windows XP)、Media Player 9(Windows 2000)が必要。同時アクセス数は最大30アクセスで、登録利用者数は最大で50ユーザー登録できる。対応携帯電話機は(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ製およびKDDI(株)製で、ウェブブラウザーを搭載し、JPEGの表示に対応している機種。

電源はDC9Vで、消費電力は最大約6W(待機時約4.7W)。本体サイズは幅74×奥行き98×高さ73mm(本体のみ)、重量は210g。製造はパナソニック コミュニケーションズ(株)が行なう。

併せて、有線接続タイプのネットワークカメラ『BL-C111』も発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は3万円前後。『BL-C111』は、無線機能を省いて低価格化を図ったモデル。無線機能以外の性能差は無いという。電源はDC9Vで、消費電力は最大約4W(待機時約2.7W)。本体サイズは幅74×奥行き98×高さ73mm(本体のみ)、重量は180g。

“みえますねっとLite”は、ホームネットワークカメラ『BL-C131』の発売と同時に開始されるサービスで、ホームネットワークカメラの人感センサーや動作検知が反応した時点の画像が“みえますねっとLite”のサーバーに自動的に保存され、携帯電話にメールで通知するサービス。定期的にカメラ画像がサーバーに保存され、サーバーに保管された画像は、いつでも携帯電話で閲覧できる。価格は携帯電話料金を一緒に支払いされ、30日間315円(通信費は別途必要)。

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