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PFU、スキャンデータをWord/Excelファイル形式で保存できる両面カラースキャナー『S510』を発売

2007年01月22日 21時29分更新

文● 編集部

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(株)PFUは22日、両面カラースキャナー“ScanSnap”の新機種として、スキャンしたデータをWord/Excel形式に変換する機能を搭載した『ScanSnap S510』を2月10日に発売すると発表した。22日に受注を開始する。価格はオープン。直販サイト“PFUダイレクト”でも販売し、価格は4万9800円。

『ScanSnap S510』
『ScanSnap S510』

『ScanSnap S510』は2006年2月に発表された『ScanSnap S500』の後継機種。付属ソフト『ABBYY FineReader for ScanSnap 3.0』と組み合わせることで、スキャンしたデータを新たにWord/Excel形式で保存できるようになったのが特徴。従来機種同様、データの保存形式はPDFにも対応する。

その他の新機能として、データをワンクリックでメール送信/印刷/ネットワーク上のフォルダーに保存するなどといった機能が追加された(メール送信はPDF形式のみ対応)。付属するPDF作成ソフトも『Adobe Acrobat 7.0 Standard』から最新版の『Adobe Acrobat 8 Standard』に変更されている。

読み取り解像度は150/200/300/600dpiに対応し、読み取りモードは“標準モード”(ノーマル/ファイン/スーパーファイン/エクセレントの4種類)と、e-文書法(通称)に対応した画質で読み取る“e-スキャンモード”(ファイン/スーパーファインの2種類)が用意されている。読み取り速度は、標準モード(ノーマル)で毎分18枚(表裏36ページ、A4縦)、e-スキャンモード(スーパーファイン)で毎分6枚(表裏12ページ、A4縦)。読み取りサイズは最大216×360mmに対応し、A3キャリアシート使用時は最大A3サイズの原稿が読み取り可能。ADF(自動給紙装置)を搭載し、最大50枚の原稿(A4)をセットできる。

インターフェースはUSB 2.0/1.1。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大28W(低電力モード時6W以下)。 本体サイズは幅284×奥行き157×高さ158mm、重量は2.7kg。対応OSはWindows Vista/XP SP1以降/2000 Professional。対応機種は、Pentium III-600MHz以上(Pentium 4-1.8GHz以上を推奨)のCPUと128MB以上(256MB以上を推奨、Vistaでは512MB以上)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。

付属ソフトは『ABBYY FineReader for ScanSnap 3.0』『Adobe Acrobat 8 Standard』のほか、PDF形式で保存したスキャンデータの管理ソフト『ScanSnap Organizer V3.1』、名刺管理ソフト『名刺ファイリングOCR V2.1』、“PFU タイムスタンプサービス”を利用してPDFファイルにタイムスタンプ情報を付加する『Adobe Acrobat 8 Standard』のプラグインソフト『PFUタイムスタンプ for Adobe Acrobat』(PFUタイムスタンプサービス利用権100スタンプが付属)など。付属ソフトの対応OSは、『ABBYY FineReader for ScanSnap 3.0』『ScanSnap Organizer V3.1』『名刺ファイリングOCR V2.1』が『ScanSnap S510』と同じで、『Adobe Acrobat 8 Standard』『PFUタイムスタンプ for Adobe Acrobat』がWindows XP SP1以降/2000 Professional。

併せて、電子ファイリングソフト『楽2ライブラリ パーソナル V4.0』とセットの『ScanSnap S510 楽2ライブラリ パーソナル V4.0 セットモデル』を2月10日に発売する。価格はオープン。PFUダイレクトでの価格は5万9800円。

お詫びと訂正:初出時、『ScanSnap S510』の写真のキャプションおよび一部文中の商品名が『SnapScan S510』となっておりました。お詫びするとともに訂正いたします(2007年1月24日)

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