SD画質で記録するハンディカムは新たに5機種が登場している。
DCR-DVD508
『DCR-DVD508』 |
8cmDVDメディアに記録できる『DCR-DVD508』は、UX7と同じクリアビットCMOSセンサーを採用し、610万画素相当の静止画撮影時が可能となっている。また、従来機の『DCR-DVD505』からの進化点としては、DVD+R DLへの記録に対応。最長で110分の動画撮影が可能となっている。そのほか手ぶれ補正が従来の電子式から光学式となっている。
主な仕様は以下のとおり、実売想定価格は11万円前後で発売日は2月10日。
- DCR-DVD508
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センサー:1/2.9インチクリアビットCMOSセンサー|有効画素数:228万画素|静止画記録画素数:610万画素相当|ズーム:光学10倍/デジタル20倍|レンズ:カールツァイス Vario Sonnar T|記録メディア8cmDVD-R/+R DL/±RW|ディスプレー:2.7インチワイド“クリアフォト液晶プラス ”(タッチパネル)|バッテリー連続撮影時間(液晶ディスプレー使用時):1時間30分|
本体サイズ/重量:幅70×奥行き142×高さ87mm/510g(バッテリー含まず)
DCR-SR300
『DCR-SR300』 |
HDD内蔵型の『DCR-SR300』は、従来機『DCR-SR100』から本体デザインを一新。なだらかな曲線を基調としたデザインに仕上がっている。基本スペックも大幅に変更されており、撮影素子は従来の1/3型原色フィルターCCDからUX7と同じクリアビットCMOSセンサーに変更。従来は300万画素相当だった静止画記録解像度が610万画素相当になっている。
内蔵HDD容量は従来30GBだったが、SR300では40GBにアップ。手ぶれ補正が従来の電子式から光学式となっているほか、専用クレードルの“ハンディカムステーション”が付属する。
主な仕様は以下のとおり。実売想定価格は12万円前後で、発売日は3月10日となっている。
- DCR-SR300
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センサー:1/2.9インチクリアビットCMOSセンサー|有効画素数:228万画素|静止画記録画素数:610万画素相当|ズーム:光学10倍/デジタル20倍|レンズ:カールツァイス Vario Sonnar T|記録メディア40GB HDD|ディスプレー:2.7インチワイド“クリアフォト液晶プラス ”(タッチパネル)|バッテリー連続撮影時間(液晶ディスプレー使用時):1時間35分|
本体サイズ/重量:幅76×奥行き128×高さ78mm/480g(バッテリー含まず)
そのほか、10万円以下の価格帯で3機種が登場している。8cmDVDメディアへの記録に対応する『DCR-DVD308』(3月10日発売、実売想定価格7万円前後)、30GB HDDを内蔵する『DCR-SR62』(3月10日発売、実売想定価格9万円前後)、DVテープへの記録に対応する『DCR-HC48』(2月10日発売、実売想定価格6万円前後)で、全機種とも撮影素子に107万画素のCCDセンサーを採用する。
『DCR-DVD308』 | 『DCR-SR62』 | 『DCR-HC48』 |
今回発表された全モデルに対して、映像取り込み/管理ソフト“PictureMotionBrowser”がバンドルされる。
なお、今回の発表機種は新しいバッテリーパック“NP-FH”シリーズを採用する。従来の“NP-FP”シリーズとは互換性があり、過去のNP-FPシリーズ対応ハンディカムにNP-FHシリーズのバッテリーを装着することが可能となっている(逆にハンディカム新機種にNP-FPシリーズのバッテリーを装着することは不可能)。従来のバッテリーと比較して、標準バッテリーの『NP-FP50』(希望小売価格7875円)で約24%、大容量バッテリーの『NP-FP100』(同2万1000円)で約50%の高容量化が図られている。