KDDI/ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
オープンプライス
(実売価格:新規2万円台半ば~3万円台前半)
auの最新機能が全部入り!
KDDI(株)が8日に発売した、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)(以下ソニエリ)製の「W44S」は、auの秋冬モデルに追加された待望の“全部入り”携帯電話機だ。今回は特に気になる“ワンセグ”と“デジタルラジオ”を一本釣りしてみたい。
縦にも横にも開く“デュアルオープンスタイル”。アニメーションでお届け。 |
国内ケータイでは初となるデジタルラジオ(地上デジタル音声放送)受信機能を搭載するとともに、ソニエリ端末としては初めてワンセグ(携帯端末向け地上デジタル放送)受信機能を搭載したW44S。2軸ヒンジを採用し、ディスプレーは縦にも横にも開閉する“デュアルオープンスタイル”を採用するのも大きな特徴だ。そのために横に飛び出した弾丸のようなヒンジ部も、外観にアクセントを与えている。
“LISMO”で音楽ビデオのダウンロードが行なえる“LISMOビデオクリップ”や、メールにアニメーションなどの飾りを付加できる“デコレーションメール”といったauの最新サービスにもいち早く対応する。さらに“EZ FeliCa”に対応し、JR各線の乗り降りや買い物も可能な“モバイル Suica”も使える。Bluetoothやテレビ電話には非対応だが、機能面においてはau携帯電話機ラインアップの中で頂点に近いハイエンドモデルである。
ディスプレーを開いた正面。アンテナはディスプレー左に付いており、自由に動かして感度を調整することができる。 |
左右側面。左にはACアダプター端子、ヘッドホン端子、メモリースティック Duoスロットが、右にはカメラボタン、FeliCa起動ボタンが搭載されている。 |
本体背面。カメラは317万画素のCMOSセンサーを搭載 |
背面の電池蓋はFeliCaリーダーになっている |
なお、W44SはauのSIMカードを挿していない状態だと、ワンセグやデジタルラジオはもちろん、ほぼすべての機能が利用できない仕様になっている。