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これはもう戦うしかないでしょ! ザフト軍兵士気分でミーアのコンサートを思い出せ!

2006年12月30日 14時02分更新

文● 師 忍

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こちらがアソビットキャラシティで展示していたキャストオフバージョン。パッケージと見比べると、スカートを纏っている方がセクシーかも

 ここのところガンダムというと純粋な初代「機動戦士ガンダム」シリーズ関連の製品が多かった。しかし挿入歌のベストCD集やゲーム、DVDと負けず劣らずの製品数の多さを見せているのが、TVでは最新作である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シリーズだ。プラモデルやフィギュアも種類が豊富で、現在ホビーコーナーではもっとも目につくガンダムシリーズとなっている。

   そんな数多いフィギュアの中で、今回バンダイより新登場となったのが「Voice I-dollSuperior ミーア・キャンベル」。「Voice I-dollSuperior」とは、台座に音声データを収録していてボタンを押すことで10種類のセリフを聞けるという、視覚だけでなく聴覚にも訴えるフィギュアシリーズ。もちろんキャストはTVと同じの田中理恵さん。店頭での販売価格は、3600円程度となっている。

 登録されているセリフは「勇敢なるザフト軍兵士の皆さーん!」「キスぐらいはするでしょ? 普通。んー」「っん!もう!私が来たっていうのにぃ~」「私はラクス!ラクスなの!ラクスが良い!」「すっごーいっ、ホントに会えるなんて!」「ラクス様には優しくて、ラーブラブなんだろうなあ…。うーっ!ミーアも仲良くなりたーい!」「やっぱりマジメそうで格好よくて、素敵な人~!」「でもぉ、こんな人とマジラブラブだったらいいよね~!」というTVからの8種類に加えて、「まぁ~本当に?とっても嬉しいですわ!あなたが居てくれて。」「あんまりうれしくて、まるで夢をみているみたい」というオリジナルセリフ2種類となっている。

 ミーア・キャンベルというキャラクターは、ガンダムSEEDシリーズを通してのメインヒロインである「ラクス・クライン」の影武者だった。作中では設定の関係でラクスと同じような外見となっており、声や歌は2人とも田中理恵さんが担当している。しかし5体しか販売されていない「Voice I-dollSuperior」シリーズは、本物であるラクスも既に発売されており、今回ミーアが発売になったことで外観・声がほとんど同じながらも違うキャラクターとして高い人気をもっているのがわかるだろう。これは作中でミーアという個性をファンに残せるシーンが多かったことと、アイドルらしい衣装を担当したのがミーアだったことが大きい。アイドルとして露出の多い衣装を着ているフィギュアは、すなわちミーアとなるからだ。また例え同じ衣装だったとしても、髪飾りの形がラクスとミーアでは違うモノになっているため見分けることができ、星型のヘア飾りはミーアの個性となっている。加えて胸の大きさも本物より大きく強調され、そのことも人気の秘訣だ。



 表情の元気な明るさは、ミーアらしい。コンサートシーンで観客に見せていた笑顔と、セクシーかつ活発な踊りを思い出させてくれる。このポーズでアイドルである「ラクス・クライン」を演じていたセリフを聞くと、非常にはまる。だから収録されている「勇敢なるザフト軍兵士の皆さーん!」といセリフは、このフィギュアに一番オススメだ。そのままバックにミーアが歌っていた「Quiet Night C.E.73」や「EMOTION」をかけたくなる。

 アソビットキャラシティでは、スカートをキャスオフして展示。といってもレオタードをしっかり着込んだ姿だが、長いスカートに隠れている生足が見えるようになっていて、もしろ健康的なイメージだ。最初からこちらを見ると、そーゆー姿だったと思い、違和感を感じない人も出てきそうなくらい自然な見た目。ただこれは、ミーアの魅力が胸にあるからなのかもしれない。

 ちなみにキャストオフとは、洋服などのパーツをはずすことだ。これは現在放映してる「仮面ライダーカブト」が、2段階変身を行う際「キャストオフ」というかけ声と共に装甲がはずれて軽装になりパワーアップすることから、この表現が使われるようになった。



ミーアのポイントである胸と顔とヘアアクセ。全てがラクスとの違いを示す、大事な要素なので、このカットでミーアと判断できる通常版の腰アップ。むしろ、隠れているところにチラリズムを感じる
キャストオフすると、生足の太股がマブシイ。豊かなヒップラインがはっきりと見えるのがイ台座に配置された10個のボタン。このボタンを押すとセリフが流れる。台座としてもホワイトがミーアの衣装と合っていると言えよう
【取材協力】

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