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レノボ、タブレットパソコン『ThinkPad X60 Tablet』の個人/SOHO向けモデルを発売

2006年12月27日 19時10分更新

文● 編集部

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レノボ・ジャパン(株)は27日、個人/個人事業主/SOHO/中小規模企業向けタブレットパソコン『ThinkPad X60 Tablet』(63658LJ)を同日付けで発売すると発表した。ダイレクト価格は22万9950円。

『ThinkPad X60 Tablet』(63658LJ)
『ThinkPad X60 Tablet』(63658LJ)

『ThinkPad X60 Tablet』(63658LJ)は、5日に発表した中/大規模企業向けタブレットパソコン『ThinkPad X60 Tablet』を、個人/個人事業主/SOHO/中小規模企業向けに販売するもの。付属ペンによる電磁誘導式および指先などで書ける感圧式の2つの入力方式に対応した“マルチ・タッチ”機能を搭載したのが特徴。外光の反射率を抑える同社独自の技術“マルチ・ビュー”機能や、画面の向きに合わせて自動的に画面の縦横を切り替える“アクティブ・ローテーション”機能も搭載している。

CPUには米インテル社のCore Duo L2500-1.83GHz、チップセットにグラフィックス機能を内蔵したIntel 945GM Express(ビデオメモリーはメインメモリーから最大128MB共有)、メモリーにPC2-5300対応DDR2 SDRAMの512MB(3GBまで増設可能)、HDDにシリアルATA接続の80GB(毎分5400回転)を搭載。ディスプレーは1024×768画素(XGA)(横表示時)/1677万色表示の12.1Vインチ“マルチ・タッチ/マルチビュー Super Wide Viewing Angle FFS”TFT液晶パネルを搭載する。光ドライブは搭載しない。

通信機能は、10/100/1000BASE-TX準拠のGigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g準拠、MIMO(Multi Input Multi Output)(2×3)対応の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、V.90準拠の56kbpsファクスモデム、IrDA(最大4MB)を備える。インターフェースは、USB 2.0×3、アナログRGB(D-Sub15ピン)、マイク入力、ヘッドホン出力などを装備。拡張スロットは、PCカード(Type I/II)を装備する。メモリーカードスロットは、SDメモリーカードに対応する。

本体サイズは幅274×奥行き244×高さ33mm、重量は1.83kg。電源はACアダプター(AC100V~240V)または内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、バッテリー駆動時間は3.1時間(JEITA測定法1.0)、別売オプションの8セルタイプ搭載時が7.5時間(Battery Markを用いた同社測定法による。JEITA測定法1.0によるデータは非公開)。OSはWindows XP Tablet PC Edition 2005をプレインストールする。手書きのメモや録音した音声をまとめて管理できる統合ビジネスアプリケーションソフト『Microsoft Office OneNote 2003』が付属する。

『ThinkPad X60 Tablet』(63658LJ)は“Windows Vista Capable PC”となっており、Windows Vistaへのアップグレードに対応する。アップグレードを行なうにはマイクロソフト(株)からアップグレード版のWindows Vistaを購入する必要がある。

レノボ・ジャパンではアップグレードキャンペーンを実施しており、2007年3月15日までにパソコン本体を購入して31日までに同社に申し込みを行なえば、Windows Vista Businessへのアップグレードが優待価格の2980円で行なえる(アップグレード版の参考価格は2万5800円(税別))。

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