アソビットキャラシティなど、ラオックス系列の店舗で販売されている「缶のおでん屋 おてんちゃん」が発売から1周年を迎え、リニューアルして新登場となった。他のおでん缶詰製品とは異なり内部にツユが入っていないのが特徴だった同製品だが、4代目となる「新・缶のおでん屋 おてんちゃん」では、ついにツユ入りとなった。
ツユ入りとなった「新・缶のおでん屋 おてんちゃん」。缶の絵柄は初代と同じだ | 具は、さつま揚げ×1、大根×1、こんにゃく×1、ちくわ×1、うずらの卵×1、昆布×1 |
初代から3代目までの大きな変更点はパッケージ絵柄で、(3代目はうずらの卵が増量されるという少さな変更があったが)ほぼ中身は変わらなかった。今回の4代目は、ツユ入りとなったことで製造元自体が静岡の駒越食品から、青森の宝幸に変更されている。当然具も大幅に変更されており、さつま揚げ×1、大根×1、こんにゃく×1、ちくわ×1、うずらの卵×1、昆布×1となっている。3代目にあった黒はんぺん、スジ、豚モツが無くなり、代わりにさつま揚げと大根が投入されているのだ。編集部員数人で試食したところ「4代目が圧倒的にウマイ!」という意見が多かった。汁モノの缶詰は常温で食べるとマズイというのが定説だが、暖めて食べても常温で食べても「4代目のほうがウマイ」という意見に変わりはなかった。やはりおでんはツユ入りのほうが喜ばれるようだ。おでん缶通は、チチブ電機の元祖おでん缶と食べ比べてみるといいだろう。
アソビットキャラシティの店頭にそびえ立つおでん缶タワー | ツユ入りとなって新登場した「缶のおでん屋 おてんちゃん」は1周年記念発売品だ |
歴代のおてんちゃん。左上が初代、左下が3代目、右下が4代目。2代目は品切れでゲットできず…… | ちなみに3代目の中身は写真の通り。ツユが入っていないため重量は4代目の約半分 |
初代のスペック。焼津の海洋深層水を使用した静岡風おでんだ | ツユ入りとなった4代目のスペック。パッケージの絵柄は同じだが、製造者がまるで違う! |
左から初代、3代目、4代目。編集部員数人で試食したところ「暖めて食べても常温で食べても、4代目が圧倒的にウマイ!」という意見が多かった |