エキサイト(株)は12日、ウェブサイトに用意した123のカテゴリーから、ワンクリックで専門のカウンセラーに電話相談できる“エキサイトカウンセラー”の提供を同日付けで開始したと発表した。
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| エンタテインメント事業部 デジタルデジタルコミュニケーション部 部長 兼 エグゼクティブプロデューサー 小幡 進氏 |
記者発表会では、エンタテインメント事業部 デジタルデジタルコミュニケーション部 部長 兼 エグゼクティブプロデューサーの小幡 進(おばた すすむ)氏が解説を行なった。「人気のあるウェブサービスは、2000年を境に、ニュースや天気予報など実用的なものから、BlogやSNSなどの他人と関心を持ち合い干渉したり理解し合ったりといった“心の満足”を求めるものに移行しているのではないか」と切り出し、20～40代の女性5047名を対象に実施したアンケートの結果を提示した。
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| 同社によるウェブサービス移行の分析 | 悩みを持つと答えた女性は85％で、その63％は強い悩みを持つという |
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| 2位にカウンセラーが位置している点について、家族や恋人、友人についての悩みが多いからではないかと指摘 | カウンセラーに対して持つ抵抗感についてのアンケート結果。意見の多いものがより大きく表示される“タグクラウド形式”で表示 |
アンケートの結果から｢日本ではカウンセラーに対しての要望は強いが、抵抗感もまだまだある｣とし、｢“エキサイトカウンセラー”は、カウンセラーに対する抵抗感を解消する手段として、ウェブを生かした特徴をいくつも用意している。鬱や人格障害などの重い悩みを持つ方よりも、普段カウンセリングと縁のない、仕事や恋愛など軽い悩みを持つ方に利用してもらいたい。そして多くの方々の心を満足にし、悩みの少ない社会にしたい｣と語った。さらに｢目標は1日の相談件数を1000件に、カウンセラーを5000人まで補充する。カウンセリングを欧米並みに一般化させたい｣と意気込みも語った。今後は、｢同社が提供するメル友検索サイト“エキサイトフレンズ”や、結婚情報サイト“エキサイト恋愛結婚”との連携を考えており、恋愛や、結婚といった出会いから、それにまつわる心の悩みまでサポートしていきたい｣と締めくくった。
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| “エキサイトカウンセラー”のポイント | カウンセリング料金について |
サービスについては、そのとき電話に出られるカウンセラーをウェブサイトで確認できるのが特徴で、固定電話と携帯電話のどちらからでも利用できる。会員登録が必要だが、登録さえすればワンクリックで電話相談が行なえる。ユーザーは、片思いや育児、親子関係など123のカテゴリーから自分の悩みにより適したカウンセラーを選択できる。カウンセラーのプロフィールが用意されており、顔写真や名前、性別、年齢のほか、経歴や資格なども参照できる。音声メッセージも聞くことが可能。カウンセリングを受けた後は、相談したユーザーがカウンセリングに評価を付けられる仕組みとなっており、それを元に、カウンセラーは3つ星/4つ星/5つ星にランクされる。料金は3150円(3つ星カウンセラー/30分)から。
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| IPネットワーク上で音声通話を行なう技術“VoIP”を利用してコールバックする。それにより、ワンクリックで電話相談が行なえる。ウェブサービスに利用するのは国内初という |
