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個人情報保護は“大人”のたしなみ! エレコムから光学メディア破壊機「ディスクデータクラッシャー」が発売に!

2006年12月05日 22時23分更新

文● 美和

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 昨今、社会問題になっている個人情報保護であるが、企業が情報の流出を防ぐのはもちろんのこと、個人という経路もシャットダウンしなければ完璧とは言えないだろう。たとえば男性ならば、リビドーを刺激するようなデータを光学メディアで分別/保持しているという人も多いわけで、そんなものを「飽きてしまったから」とそのままゴミとして出してしまえば、ゴミ袋をネコに破られて中身が出てしまい、不埒なご近所さんが「あら、これ、何かしら?」とご自宅のPCで再生――いつの間にか奥様達の間で陰口が叩かれ、二度とお天道様の下を歩けないという事態になる可能性もなくはない! そんな人生の危機を回避するための光学メディア破壊機がエレコムから登場した。その名も「ディスクデータクラッシャー」。何やら強そうな名前である。

エレコムの光学メディア破壊機「ディスクデータクラッシャー」(型番:SCR-CD001)。パッケージの“情報流出防止”という文字が眩しい
こちらが本体。USB接続の製品で、構造も単純だ

 同様の製品はいくつか秋葉原でも販売されているが、1万円前後と高額なのがネックであった。今回の製品は価格が2000円前後と安価なのが特徴なので、導入に踏み切るにはうってつけであろう。
 構造は写真のように単純で、本体にディスクのローダーが取り付けられており、電源スイッチを押すことによりディスクが回転。記録面に傷を付けるためのツメも同時に回転するため、ディスクの記録面全体に取り返しのつかないダメージを与えるというもの。実際に使用してみたところ、ディスクを1周ほど回しただけで読み取りは不可となった。不安があるという人は、回転数を数周に増やしてみればよいだろう。電源の供給はUSBからとなっており、ケーブル長は約50cm。サイズは60(W)×120(D)×150(H)mm、重さは130g。対応メディアはDVD±R/RW、DVD-RAM、DVD-ROM、CD-R/RW、CD-ROM(マルチセッションディスクを除く)となっている。価格はパソコンハウス東映で2180円、BLESS秋葉原本店で2280円。

本体にディスクを装着してみたところ。本体の赤いボタン(写真親指部分)を押すとディスクが回転し、記録面に傷をつけ始める写真中央の小さな突起がディスクに傷をつける。突起はリング状のローダーに3つ用意されており、これ自体も回転するので数学的な傷を生成することが可能だ
ディスクを1周だけ回してみたところ、こんな感じで傷が生成されたそれでも不安という人は5周くらい回せばこんな感じの傷を作れる
【取材協力】

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