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MacBook-2.0GHz(2006年11月発表)

MacBook/MacBook Proのディスプレーを比べてみた──品質は新旧モデルで同等

2006年12月05日 10時54分更新

文● 柴田文彦、編集部

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10月、11月と立て続けに発表された『MacBook Pro』と『MacBook』。今回は両ラインアップにおける新旧モデルの液晶ディスプレー品質を比較してみた。

MacBook MacBook Pro
『MacBook』『MacBook Pro』

用意したのは、MacBook、15インチMacBook Pro、17インチMacBook Proの新旧モデルで、合計6製品。 MacBookは標準の液晶パネル表面にクリアフィルムが張られているタイプ、各MacBook Proも標準のフィルムなしのタイプになる。

結果だが、カラーホイールを表示して正面と斜めから撮影したところ、どの製品も新旧モデルで大差がないことが分かった。液晶パネル表面の処理の違いはあるが、液晶ディスプレーの品質に順位を付けるとしたら、17インチMacBook Pro、15インチMacBook Pro、MacBookの並びになるだろう。


【MacBook】

新MacBook 2.0GHz

正面 サイド
モニターの解像度は1280×800ドットで縦横比は16:10となる。品質は旧モデルのMacBookとまったくと言えるほど変わっていない。とはいえ、このサイズの液晶としては十分な品質だろう

旧MacBook 2.0GHz

正面 サイド
Macとして初めて表面に光沢のある“クリアスクリーン”を採用したのは旧モデルから。正面から見れば素直な階調性を示している。ただし、見る角度がずれると、急激にコントラストが強調され階調性は劣化する


【MacBook Pro】

新15インチMacBook Pro

正面 サイド
17インチモデルと同様で、モニターの表示品質は旧モデルと同じ傾向だ。斜め方向から見た場合の階調性の劣化が大きい。明るさは十分だ

旧15インチMacBook Pro

正面 サイド
正面から見れば、滑らかな階調性を示すが、斜めにずれた位置から見ると、階調性は急激に悪化。滑らかに濃淡が変化している部分で縞模様のようなスジが見える

新17インチMacBook Pro

正面 サイド
モニターの表示品質は旧モデルとほとんど変わらない。ノート内蔵モニターとしては十分すぎるほど明るいが、見る角度によって階調性が変化するのが残念

旧17インチMacBook Pro

正面 サイド
バックライトは15インチモデルよりも明るく見えるが、コントラストは強めだ。特にハイライト部分の階調性の表現が十分ではなく、白い部分から急激に濃度が変化する


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