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シャープ、約10年お手入れ不要のサイクロンクリーナー『EC-VX1』を発売

2006年11月30日 23時22分更新

文● 編集部 永水和久

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シャープ(株)は30日、フィルター自動清掃機能により約10年間フィルター類の手入れを不要にするとともに吸じん力が99%以上持続するという“パワーサイクロン”シリーズの新製品『EC-VX1』を12月11日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は8万円前後。

使用イメージ 『EC-VX1-S』(ホワイトシルバー、左)、『EC-VX1-P』(コスメティックピンク、右)
使用イメージ『EC-VX1-S』(ホワイトシルバー、左)、『EC-VX1-P』(コスメティックピンク、右)

『EC-VX1』は、新開発のフィルター自動清掃機能“全自動トリプルクリーンメカ”の搭載により約10年間フィルターの手入れが不要で、吸じん力が99%以上持続するというのが特徴。“全自動トリプルクリーンメカ”は、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターに付着した微細塵を回転・振動で落とす“HEPAクリーンフィルターメカ”、ダストカップカバーの微細塵をゴムワイパーでカップ底に落とす“チリ落しワイパー”、筒型フィルター内部の微細塵をゴム製ビーターで叩いて振動で落す“サイクロン(筒型)フィルターメカ”の3つの機能で構成されている。運転音についても、静音化を図る“トリプルサイレンサー機構”(吸気サイレンサー/モーターサイレンサー/排気サイレンサー)を採用し、一部の吸音材には高級乗用車にも使用されている吸音材を採用したことで、騒音を51dB(吸込仕事率550W時)まで下げられたという。

フィルター自動清掃機能“全自動トリプルクリーンメカ”についての説明 静音化を図る“トリプルサイレンサー機構”についての説明
フィルター自動清掃機能“全自動トリプルクリーンメカ”についての説明静音化を図る“トリプルサイレンサー機構”についての説明

最大吸込仕事率は550W。本体サイズは幅250×奥行き399×高さ247mmで、集じん容積は0.7リットル。消費電力は最大1000W。本体カラーは“ホワイトシルバー”と“コスメティックピンク”を用意する。

電化システム事業本部 副本部長 兼 ランドリーシステム事業部長の多嶋 和夫氏 値段が高くなっても欲しい機能についてのアンケート結果のグラフ
電化システム事業本部 副本部長 兼 ランドリーシステム事業部長の多嶋 和夫氏値段が高くなっても欲しい機能についてのアンケート結果のグラフ

同社では、サイクロンクリーナー(メーカー問わず)の利用者を対象に、値段が高くなっても欲しい機能についてアンケートを実施(8月)。その結果、「お手入れの自動化」が「強パワー」を上回り最も要望が多かったという。電化システム事業本部 副本部長 兼 ランドリーシステム事業部長の多嶋 和夫(たじま いさお)氏が「サイクロン日本仕様の第1号のシャープとして、パワーだけでなく清潔、健康、快適なお掃除ができるようオンリーワンの技術を提供していきたい」と意気込みを述べた。

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