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“パソコン甲子園2006”が開催──天才高校生も苦戦した難問を君は解けるか!?

2006年11月13日 22時47分更新

文● 編集部 広田稔

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【プログラミング部門】

筧捷彦氏
情報処理学会フェロー、日本ソフトウェア科学会、日本数学会、日本応用数理学会会員など、長きにわたり情報分野における人材育成/教育に貢献している。プログラミングの言語、方法、環境を研究。著作は『基本プログラミング』など。

「前年の1チーム3名から今年は2名にして結果的にレベルが上がった。作題者はひょっとして全部解かれるんじゃないかとビクビクしていた。来年もレベルが上がるでしょう」


矢沢久雄氏
プログラマーを経て(株)ヤザワを設立。アプリケーション開発/販売に従事する傍ら、セミナーなどでの講師や執筆活動も行なう。“ソフトウェア芸人”と自称し、各方面で活発に活動。著作は『情報はなぜビットなのか』など。

「優勝~3位は、正しく動けば中はどうなっていても正解。特別賞の候補は2つあって、1つは長いけど分かりやすいプログラム、もう1つは短いけど複雑なプログラムでした。高校生は思いっきり複雑なものにチャレンジしてほしいということで、短いプログラムに授与しています」



【コンテンツ部門】

高木敏光氏
インタラクティブコンテンツの制作活動を中心に、セミナー講師や執筆活動も行なう。2004年発表の“CRIMSON ROOM”は累積7000万件を超えるアクセス数を記録し、携帯電話版も発表された。著作は『高木工務店』など。

「年を追うごとにクォリティーが上がってきており、個性も出てきた。来年も応募資格のある人は、さらに個性に磨きをかけてきてほしい。ロボットというテーマで、ガンダムっぽいものとかSFっいものがたくさん来ると予想していたが、何らかの形で人との関わりがある表現だった」


檜山巽さん
多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業。CGを軸とする制作/発表活動のほか、広告や出版などのAD、グラフィックデザインを行なう。受賞歴はJACA 日本ビジュアルアート展グランプリ、文化庁メディア芸術祭最優秀賞ほか。

「チーム“流王”の2人、チーム“米侍”の応援ビデオで発泡スチロールを食べていた人、A4のコピーを被っていた人、楽しかった。こういうのが国際的なコンペティションにチャレンジするときのカギになると思う」


遠藤諭氏
ご存知、(株)アスキーの取締役。コンピュータープログラマーを経て、アスキーに入社。月刊アスキー編集長ののち、2003年から現職に。『マーフィーの法則』など単行本も手掛ける。著作に『計算機屋かく戦えり』など。

「表現したい絵を見せたいという発想の人が増えたのはよかった。ネットで世界がつながってフラット化していると言われる時代。そんな時代には、似たり寄ったりではなくて、自分たちの欲求を思い切って表現していってほしい」



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