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特殊なヒートパイプを採用したOver Way Technology製のCPUクーラー「VSC-160W」が今週末発売開始!

2006年11月09日 00時00分更新

文● 北村

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 特殊なヒートパイプを採用したOver Way Technology製のCPUクーラー「VSC-160W」が今週末からフェイスとTWOTOP秋葉原店、じゃんじゃん亭で発売される予定だ。6種類の液体が封入された“Vacuum surerconductive heat pipe”と呼ばれるヒートパイプを採用しており、CPUの熱を効率よくフィンに伝えることができるという。

「VSC-160W」
特殊なヒートパイプを採用したOver Way Technology製のCPUクーラー「VSC-160W」
ヒートパイプ
“Vacuum surerconductive heat pipe”と呼ばれる特殊なヒートパイプを採用。中には細かい金属球が詰まっており、パイプの中央には真空の銅管が埋め込まれているとのこと。さらにヒートパイプ内には6種類の液体が注入されており、この液体が気化することで、熱が熱い所から冷たい所まで短時間で移動できるという

 Thermalright製CPUクーラー「SI-120」によく似た形状をしており、フィンの上には9cmファン(3000rpm/61.5CFM/39dB)が1基搭載されている。ヒートパイプの内部は企業秘密とのことで詳細は不明。ショップによると、4本のヒートパイプの中には細かい金属球が詰まっており、パイプの中央には真空の銅管が埋め込まれているとのこと。さらにヒートパイプ内には6種類の液体が注入されており、この液体が気化することで、熱が熱い所から冷たい所まで短時間で移動できるという。試しに使用してみた店員の話では「ガンガン冷却してCPU温度を低く保つというより、負荷をかけてもある一定の温度より上げさせないという印象だった。」とのこと。対応ソケットはSocket 939/940、LGA 775、サイズは94(W)×113.5(D)×85(H)mmで、重量は400gとなる。今週末発売予定で、予価はフェイス、TWOTOP秋葉原店、じゃんじゃん亭ともに4580円となっている。

ベース部 リテンション
ベースと4本のヒートパイプは銅製、フィンはアルミ製となっているリテンションはSocket 939/940用と、LGA 775用の2種類が付属している
真空超熱導管散熱器 Xeonリテールクーラーと比較
パッケージには“真空超熱導管散熱器”と書かれている。戦隊モノの秘密兵器のような名前だOver Way Technologyの資料によると、Xeonのリテールクーラーより約7℃ほどCPU温度が低いようだ
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