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東芝、ワンセグボタンを搭載したデジタルオーディオプレーヤー『gigabeat V30E/V60E』を発売

2006年11月09日 23時41分更新

文● 編集部

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(株)東芝は9日、地上デジタル放送のモバイル向けサービス“ワンセグ”の視聴と録画が可能なデジタルオーディオプレーヤー“gigabeat(ギガビート) V”シリーズの新製品として、30GB HDD内蔵モデル『gigabeat V30E』と60GB HDD内蔵モデル『gigabeat V60E』を22日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンで、編集部による実売予想価格は『gigabeat V30E』が5万円前後、『gigabeat V60E』が6万円前後。

『gigabeat V30E』(マットブラック(K)) 『gigabeat V60E』(』(ピュアホワイト(W))
『gigabeat V30E』(マットブラック(K))『gigabeat V60E』(ピュアホワイト(W))

『gigabeat V30E』と『gigabeat V60E』は、ワンセグチューナーと320×240画素(QVGA)の3.5インチTFT液晶ディスプレーを搭載し、ワンセグの番組を視聴できるほか、音楽/動画/静止画の再生が可能なデジタルオーディオプレーヤー。音楽や動画、静止画を再生中でもボタンを押すだけでワンセグに切り替えられる“ワンセグボタン”を搭載したほか、ワンセグ視聴中の一時停止や拡大表示、明るさの変更にも対応するなど、ワンセグ対応機能を強化したのが特徴。内蔵する1.8インチHDDに『gigabeat V30E』は最大約140時間、『gigabeat V60E』は最大約290時間ぶんの番組を保存できる。録画は200番組まで、予約録画は1週間先まで最大16件可能。同じ時間帯を毎日または毎週予約する機能や、ワンセグの電子番組ガイドからの予約機能も追加された。

2製品とも対応再生形式は、音楽がWMA/WMA 9 Loseless/MP3/WAV(PCM)、動画がWMV、静止画がJPEG。パソコンからのデータ転送はWindows Media Player 10で行なう。Windows Media DRM 10対応の定額制音楽/動画配信サービスにも対応し、“Napster To Go”の2週間フリートライアルカードが付属する。パソコンとのインターフェースはUSB 2.0/1.1。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーで、約27時間の音楽再生、約9時間の動画再生、約7時間のワンセグ視聴が可能。充電は付属のACアダプターを利用する。

『gigabeat V30E』の本体サイズは幅124.0×奥行き22.5×高さ75.0mm、重量は約230g(本体のみ)。本体カラーは“マットブラック(K)”、“ピュアホワイト(W)”、“クリムゾンレッド(R)”の3種類。『gigabeat V60E』は幅124.0×奥行き22.5(最薄部19.5)×高さ75.0mm、約245g(本体のみ)で、カラーは“マットブラック(K)”、“ピュアホワイト(W)”の2種類。なお“ピュアホワイト(W)”のみ12月8日発売となる。対応OSは、いずれもWindows XP Professional/Home Edition/Media Center Edition。対応機種はクロック周波数300MHz以上のCPU(1.5GHz以上を推奨)、128MB以上のメモリー(512MB以上を推奨)を搭載したPC/AT互換機。付属品はACアダプター、スタンド、ヘッドホン、USBケーブル、AVケーブルなど。

なお別売オプションとして、“gigabeat V”を家庭用アンテナケーブルに接続する変換ケーブル『外部アンテナ接続ケーブル MEVAJC10』を11月下旬に、“gigabeat V”の音声をFMラジオに送信できる『FMトランスミッター内蔵アダプター MEVFTA10』を2007年1月下旬に発売する予定。

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