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松下電器、QRコードにも対応した活字OCRソフト『読取革命Ver.11』を発売

2006年11月07日 22時56分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は7日、QRコードの認識にも対応したOCRソフト『読取革命Ver.11』を12月8日に発売すると発表した。価格は製品版が1万2800円、優待版が6800円、5ライセンスが4万2000円、10ライセンスが7万4550円、25ライセンスが16万125円。ダウンロード版も販売する。価格はオープン。

『読取革命Ver.11』
『読取革命Ver.11』

『読取革命Ver.11』は、松下グループ内で開発している“日本語活字文字OCRエンジン”の認識精度を高めたほか、認識結果を音声で読み上げる“認識結果の読み上げ”機能を搭載したのが特徴。原稿のタイプを選択するだけで縦書き/横書きテキスト、画像、図、表などが混在した原稿を最適な設定で認識できる“かんたん認識”機能、QRコードの認識機能、マウスの右クリックで表示されるコンテキストメニューからPDFファイルに変換できる“簡単!PDF変換”機能なども搭載している。翻訳ソフト『ATLAS V12/V13』、『ATLAS 翻訳パーソナル2006』、『コリャ英和! 一発翻訳 2007』と連携し、認識結果を翻訳する機能“翻訳ソフトウェア連携機能”も用意されている。

日本語文字認識はマルチフォント(明朝体/ゴシック体/教科書体/ワープロ体/新聞文字など)の約4000字の文字種に対応し、英語文字認識はマルチフォント(Century/Helvetica/Courierなど)の101文字に対応する。図形認識は直線/ベジェ曲線/円弧などに対応する。辞書は、約14万語を収録した言語解析辞書と38ジャンル/約61万語を収録した専門用語辞書を搭載する。

入力画像の解像度は50~2400dpi(400dpi推奨)。最大原稿サイズはA4(600dpiの場合)またはA3(400dpiの場合)。入力ファイル形式は、TIFF/BMP/JPEGなど28種類以上に対応し、出力ファイル形式は、テキスト/CSV/RTF/JTD/DOC/XLS/PPT/HTML/XML/PDFに対応する。Word/Excel/PowerPoint(2000/2002/2003)やAdobe Acrobat(6/7)にアドインすることも可能。対応OSはWindows XP/2000 Professional(SP4以上)。対応機種はPentium III以上、メモリー256MB(384MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。パナソニック ソリューションテクノロジー(株)が製造する。

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