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三洋電機、エネループ用ソーラー充電器セット『eneloop solar charger』を発売

2006年10月31日 20時37分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は31日、充電式ニッケル水素電池“eneloop(エネループ)”のコンセプトを広げる商品群“eneloop universe(エネループ ユニバース)”を展開すると発表した。第1弾の製品として太陽光で電池の充電が行なえるソーラー充電器『eneloop solar charger(ソーラーチャージャー)』(N-SC1S)を11月21日に、充電式カイロ『eneloop kairo(カイロ)』(KIR-S1S)を12月1日に発売する。価格はオープン。

前面と背面 手にのせたイメージ
前面と背面手にのせたイメージ
eneloop solar charger

『eneloop solar charger』(N-SC1S)は、結晶シリコン基板上に非結晶の薄膜アモルファスシリコン層を低温で堆積した新構造の“HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin-layer)”太陽電池と、太陽電池で得られるエネルギーをためるための円筒形リチウムイオン充電池(3本)を内蔵しており、単3形/単4形eneloop充電池の急速充電を行なえるのが特徴。一度に1~4本のeneloop充電池を充電でき、単3形と単4形の混在も可能。充電時間は、単3形の場合、1~2本なら約150分、3~4本なら約300分、単4形の場合、1~2本なら約75分、3~4本なら約150分。

太陽電池の充電時間は約6日間(秋の晴天下に設置した場合の目安)。内蔵リチウムイオン充電池にためた電力は、USB端子を利用して外部に出力することもできる(DC5V/500mA)。本体はピラミッド型で、サイズは幅180×奥行き160×高さ70mm、重量は約550g。

本体 手にのせたイメージ
本体手にのせたイメージ
eneloop kairo

『eneloop kairo』は、定温発熱体の“PTC(Positive Temperature Coefficient)”ヒーターをマイコン制御する方式の充電式カイロで、内蔵したリチウムイオン充電池で約500回繰り返して使えるほか、電源ON/OFFにより必要なときだけ使えるのが特徴。表面温度/持続時間は“弱モード”で約41度/約6時間、“強モード”で約43度/約5時間。充電はACアダプターを利用し、充電時間は約5時間。本体サイズは幅62×奥行き84×高さ19mm、重量は約85g。

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