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NTT西日本、“ひかり電話”のトラブルで原因と対策を発表

2006年10月27日 19時33分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は27日、光ファイバーによるIP電話サービス“ひかり電話”などが23日から25日までの3日間、つながりにくい状況になったことに対して、原因と対策を発表した。

経緯
経緯

原因については、23日と24日が、中継系呼制御サーバーと呼制御サーバーを連携する呼処理サーバーの処理能力を超えるトラヒック(通話量)が流れ込んで輻輳が発生したため、サービス全体の安定化を図るために通話量を制限(通話の規制)を行なったため、輻輳したとしている。25日は、増設した呼処理サーバーの運用開始に伴い、サービスの安定運用のため通話の規制を行なったところ、ある一定のトラヒックが加わった時点で、一部の中継系呼制御サーバーと相互接続用関門交換機との間に、想定外の“制御信号の衝突”が異常発生したことにより、一部の中継系呼制御サーバーが高負荷状態となったためとしている。

10月23日 10月25日
10月23日10月25日
原因

同社では今後、“ひかり電話”ネットワーク全体の処理能力の再チェックや、設備の性能評価の再チェックなどを行なうとしている。

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