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マイクロソフト、Windows VistaおよびOffice 2007の価格についての発表会を開催――全部入りUltimateは4万8800円

2006年10月26日 20時18分更新

文● 編集部 小西利明

『Windows Vista』の“Premium”に位置する製品バリエーションが持つ特徴的な機能の例
『Windows Vista』の“Premium”に位置する製品バリエーションが持つ特徴的な機能の例

既報のとおり、マイクロソフト(株)は26日、東京都内にて発表会を開催し、『Microsoft Windows Vista』と『the 2007 Office system』(Office 2007)のパッケージ製品構成と参考価格を発表した。価格はすべてオープンプライス。Vistaで基本的な機能を揃えた家庭向け製品『Windows Vista Basic』通常版の参考価格は2万5800円。すべての機能を網羅した『Windows Vista Ultimate』通常版の参考価格は4万8800円などとなっている。

マイクロソフト Windows本部長のジェイ・ジェイミソン氏(左)と、インフォメーションワーカービジネス本部長の横井伸好氏
マイクロソフト Windows本部長のジェイ・ジェイミソン氏(左)と、インフォメーションワーカービジネス本部長の横井伸好氏

報道関係者向けに開かれた発表会にて、同社Windows本部長のジェイ・ジェイミソン(Jay Jamison)氏はVistaについて、「日本のデジタルライフ、デジタルワークを変える」と述べて、Vistaの革新がもたらす効果について自信を示した。その一例として、先週開催された“WPC TOKYO 2006”の同社ブースをのべ17万人が訪れて、VistaとOfficeを実際に触れたとした。また同社インフォメーションワーカービジネス本部長の横井伸好氏は、Vistaは約35万、Office 2007は約100万ものベータキットを事前配布したと述べ、両製品を多くのユーザーに実際に触れてもらうという同社の施策が有効に機能したことを示した。

Vistaの製品バリエーションは、家庭向けのVista Home BasicとVista Home Premium、ビジネスユーザー向けのVista BusinessとVista Enterprise、そしてすべての機能を実装したVista Ultimateの5つが日本向けに用意される。このうちパッケージ製品やアップグレードキットとして発売されるのは、Enterprise以外の4製品となるが、同社ではそのうちHome Premium、Business、Ultimateの3製品を“プレミアムエディション”に位置づけて、より高いユーザー体験を得られる製品としている。ジェイミソン氏は新しいユーザーインターフェース“Windows Aero”や、Home Premium/Ultimateに搭載される“Media Center”などの機能を、プレミアムエディションが提供する新しい価値として紹介した。

Vistaのパッケージ製品ラインナップ。Home Premium、Business、Ultimateの3本は“プレミアムエディション”
Vistaのパッケージ製品ラインナップ。Home Premium、Business、Ultimateの3本は“プレミアムエディション”

VistaおよびOffice 2007の通常版やアップグレード版の参考価格はこちらの記事を参照していただきたい。また同社とパソコンメーカー各社では、26日から2007年3月15日までの期間、“今なら、どちらも安心アップグレード プログラム”と銘打ったキャンペーンを開催する。期間中にWindows XP搭載パソコンやWindows XP DSP版(※1)を購入したユーザーは、Vistaの製品発売後にアップグレードキットを優待価格で購入できる。

※1 Delivery Service Partner版。特定ハードウェアとのバンドルで提供されるWindows XPのことで、パーツショップ等でHDDやマザーボードとセットで購入できるものがそれにあたる。

パソコン購入者に対するアップグレードキットは、基本的にパソコンメーカーから提供される。その場合の価格や提供形態は、パソコンメーカーによって異なる場合がある。また対象となるWindows XPのエディションと、アップグレード先のVistaのバリエーションは以下のような組み合わせが基本となるが、このアップグレードパスもメーカーにより異なる場合がある。またアップグレードプログラムの対象となるパソコンの範囲(販売時期)についても、メーカーにより異なる可能性がある。

Windows XP Home Edition
Vista Home BasicまたはVista Home Premium
Windows XP Media Center Edition
Vista Home Premium
Windows XP Professional/Tablet PC Edition
Vista Business
XPおよびOffice 2003プレインストールパソコンから、VistaやOffice 2007へのアップグレードパスと参考価格。キャンペーンプログラムでのXP Proからのアップグレード対象は、Businessに限定されている点に注意
XPおよびOffice 2003プレインストールパソコンから、VistaやOffice 2007へのアップグレードパスと参考価格。キャンペーンプログラムでのXP Proからのアップグレード対象は、Businessに限定されている点に注意

上記にない組み合わせ、例えば“XP ProfessionalからVista Ultimate”へアップグレードしたい場合には、パソコンソフト販売店等でVista Ultimateのアップグレード版をユーザー自身が購入し、アップグレードを行なうことになる。

Office 2003の場合、対象期間中にOffice 2003を購入したユーザーがアップグレードプログラムの対象となる。対象となるユーザーは、同社ウェブサイトで申し込むことで、アップグレードパッケージを優待価格の3000円で購入できる。Office Personal 2007のアップグレード版の場合、通常では2万1800円(参考価格)となるので、非常に割安と言えるだろう。対象となるOffice 2003とアップグレード先のOffice 2007のパッケージの組み合わせは以下のとおり。なお、Office 2007の各バリエーションに含まれるアプリケーションについては、こちらの記事を参照していただきたい。

Office Personal Edition 2003/Personal Edition 2003 プレインストール製品
Office Personal 2007アップグレード
Office Standard Edition 2003
Office Standard 2007アップグレード
Office Professional Edition 2003/Office Professional Enterprise Edition 2003 プレインストール製品
Office Professional 2007アップグレード
 
パッケージ版のOffice 2003からOffice 2007へのアップグレードパスと参考価格など。キャンペーン期間中の優待価格は激安と言ってよい

アクティベーション機構はXPと同等
しかしパーツ交換時のライセンスについては明言なく

Windows Vistaでは海賊版OSの流通を防ぐために、ライセンス規約が変更されて、リテール版でも1つのライセンスは1台のパソコンにしかインストールできないようになるとの報道がなされている。そのためハードウェアのアップグレードに関心の高いパワーユーザー層を中心に、「マザーボード交換などを行なうとVistaのライセンスが失われて、新たにライセンスを購入しなくてはならなくなるのではないか?」という疑問や懸念が広がっている。

発表会での質疑応答でもこの話題に関連して、Vistaでのプロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のルールや動作についての質問が相次いだ。これについて同社Windows製品部の藤本恭史氏は、「アクティベーションの機構自体はWindows XPと同等」で、パーツ交換時のアクティベーションの動作も「基本的に同等」と回答している。またジェイミソン氏も、日本市場でパーツの交換等のニーズが高いことも認識し、Vistaでもそれが行なえるように重要視していると発言した。

しかしながら、肝心の“パーツ交換後もOSのライセンスを使い続けられるのか”という点については、藤本氏は「最終調整中であり、はっきりした段階で改めてご案内したい」と述べるに止まり、可能か否かについての明言はされなかった。つまり現状では最終調整の結果、マザーボード交換のような“パーツの大幅な交換”によってVistaのライセンスが失効するという事態になる可能性も否定できないと言える。ユーザーやパソコンパーツの販売店にとっては、不安な状況が続くわけであり、早急かつユーザー視点に立った決定を期待したいところだ。

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