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TDK、録画用ブルーレイディスク“BD-R”と“BD-RE”を発売

2006年10月26日 19時51分更新

文● 編集部

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TDK(株)は25日、デジタルハイビジョンに対応した録画用ブルーレイディスクとして追記型の“BD-R”と書き換え型の“BD-RE”を11月15日に発売すると発表した。ラインアップは“BD-R”が1枚入りの『BDV-R25S』と5枚パックの『BDV-R25X5S』、“BD-RE”が1枚入りの『BDV-RE25S』と5枚パックの『BDV-RE25X5S』の4製品で、どちらも1層25GB。価格はオープン。

上段左から『BDV-R25S』、『BDV-R25X5S』、メディア、下段左から『BDV-RE25S』、『BDV-RE25X5S』、メディア

両製品はハイビジョン録画をターゲットにしており、BSデジタル放送(転送レート24Mbps時)の場合は約130分、地上デジタル放送(転送レート17Mbps時)の場合は約180分のハイビジョン映像を画質を落とさずに録画可能。『BDV-R25S』と『BDV-RE25S』は4月12日に発表した『BDD-R25S』と『BDD-RE25S』と同様に独自のハードコーティング技術“DURABIS 2(デュラビス2)”を採用し、キズや指紋汚れに強いほか、独自の高精度スピンコートを採用することで、1万回のオーバーライト後でも安定した特性が得られるのが特徴。記録膜は無機材料のSi(シリコン)とCu(銅)合金の2層構造で、記録レーザー光により溶融して合金化することによりSiとCuの合金となり、光の影響を受けないため、長期保存に優れているという。

記録波長は405nm。トラックピッチは0.32μmで、グルーブ記録となる。2倍速の場合、線速度は9.8m/sで、データ転送速度は72Mbps。ディスクの直径は120mm、ディスクの厚さは1.2mm、カバー層の厚さは0.1mm。

同社では2層50GBタイプについては2007年春に発売する予定としている。

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