ベンキュー ジャパン(株)は24日、ホームシアター向けDLPプロジェクターの新製品としてコントラスト比が10000:1の『BenQ W10000』を11月上旬に発売すると発表した。価格は62万8000円。
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『BenQ W10000』は米テキサス・インスツルメンツ社が開発したDMD素子“DarkChip3”を搭載し、電動オートアイリスを採用することによりコントラスト比を10000:1に高めるとともに1080pに対応したのが特徴。またアイリスはリモコンでも開閉調整可能だ。
高画質化のために独自の画像補正技術“Senseye”と8セグメントカラーホイールを採用している。“Senseye”は10bitデジタル処理によりコントラスト、カラー、モーション、クラリティーをそれぞれ自動で補正する機能。8セグメントカラーホイールは、6セグメント(RGB)の2ヵ所にNDGセグメントを追加したもので、グリーン領域のノイズを大幅に低減したという。
静音化も図られており、独自のサイレンサーとインフレットマフラーを採用したほか、カラーホイールにも独自のアンチバイブレーション素材を使うなど投写時の運転音を23dB(エコノミーモード時)に抑えたという。
輝度は1100ルーメン。投写レンズは1.15倍の電動ズームレンズ(f=32.1~43mm、F2.4~2.8)を搭載し、電動フォーカスのほか、電動レンズシフトにも対応。光源は250Wのランプモジュール。投写サイズは35インチ~300インチ。投映距離は100インチで4m。アスペクト比は4:3/16:9で選択が可能。対応解像度は480p/720p/1080i/1080pが選択可能。カラー方式はNTSC、PAL、SECAMをサポート。
端子部 |
入出力端子はHDMI(version1.2)×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1、コンポーネント×3、BNC×1を搭載。本体サイズは幅492x奥行き392x高さ195mm、重量は約9.5kg。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大320W。製品にはリモコンやダストフィルターが付属し、オプションとして天井取り付けキットやランプモジュールが用意される。