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米モジラ財団、メールソフト“Eudora”のオープンソース版を米クアルコムと共同開発

2006年10月12日 17時55分更新

文● 編集部

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公益法人の米モジラ財団(Mozilla Foundation)は現地時間の11日、米クアルコム社の電子メールソフト“Eudora(ユードラ)”の次期バージョンを、オープンソース版として共同開発すると発表した。併せて、“Eudora”の最終商用版『Eudora 7.1 for Window』と『Eudora 6.2.4』(Mac OS X版)をリリースすると発表した。価格は19.95ドル(約2400円)。

オープンソース版の“Eudora”は、モジラ財団の電子メールソフト“Mozilla Thunderbird”と同じテクノロジープラットフォームをベースとして作成され、2007年前半にリリースされる予定。リリースと同時に、クアルコムは商用版の販売を終了するという。

この発表を受けて、ソニック・ソルーションズ(株)は12日、日本での今後の方針を発表した。同社では、現行製品の販売とサポートを継続するほか、Windows版の最終商用版『Eudora 7.1 for Window(英語版)』を基にした『Eudora 7J for Windows』の日本語版をリリースし、2007年にはWindows Vistaに対応したバージョン(日本語版のみ)もリリースする予定。Mac OS X版については、最終商用版『Eudora 6.2.4(英語版)』を基にした『Eudora 6.2J for Mac OS X』を日本語化し、Mac OS X 10.4 TigerとインテルCPU搭載Macintoshで動作を保証するバージョンをリリースする予定としている。詳細に関しては決まり次第“Eudora”のウェブサイトで発表するという。

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