(株)フロントラインは10日、米サブローザソフト(SubRosaSoft.com)が開発した、パーティション操作ユーティリティー『ボリュームワークス1.5』を11月9日に発売すると発表した。価格は通常版が7350円、ダウンロード版が4935円。ボリュームワークス1.3のユーザーは無償でダウンロードできる。
『ボリュームワークス1.5』。通常版、ダウンロード版のほか、ソフトの複製を作成しない限り何台のMacでも利用できる“ ITライセンス版”も2万3100円で用意する |
Mac OS XでHDDのパーティション分割を実行する場合、一般的にはMac OS Xに付属の『ディスクユーティリティ』を用いるが、これにはいったんHDDのデータを移して、初期化するという手順が必要になる。ボリュームワークスを使えば、データを移さずにパーティション分割やサイズの変更が可能だ。
最新版ではソフトがUniversalアプリケーション化され、PowerPCに加えて、インテル製CPUを搭載するMacでもネイティブ動作が可能になった。
また、『BootCamp』でWindows用ボリュームを作成したHDDにも対応。まず、ボリュームワークスでMac用ボリュームの容量を拡大/縮小し、その後Windows XPで起動してOSの機能を使うことでWindows用パーティションのサイズを変えられる。対応OSは、Mac OS X 10.3以上。