千葉県の幕張メッセで3日より開催されている、デジタル機器や電子デバイスの総合展示会“CEATEC JAPAN(シーテックジャパン) 2006”。“AQUOS”ブランドの液晶テレビで有名なシャープ(株)のブースでは、“4K2K”仕様の超高精細液晶テレビが参考出品されていた。
“フルHD”の解像度をはるかに超える“4K2K”仕様の64インチ液晶テレビ |
4K2Kは“スーパーハイビジョン”と呼ばれることもあり、その解像度は4096×2160ドット(約884万画素)になる。現在のハイビジョン対応テレビで最も解像度が高い“フルHD”でも、1920×1080ドット(約207万画素)なことを考えると、いかに高精細かがわかるだろう。
同じシャープのブースでは、昨年のCEATECでも展示していた、100万:1の超高コントラスト比を誇る“メガコントラスト”液晶も出品していた。通常の液晶に比べて暗部が引き締まって見え、夜のシーンなどがより忠実な色で再現できる。
メガコントラスト液晶も巨大化され、昨年の37インチを大きく超える64インチのものが展示されていた | コントラスト比が1200:1という通常の液晶テレビとも比較して見られる。ただし、この写真では外部からの光が通常の液晶テレビ側に当たっているため、実際よりも明るく見えている |
ブース正面にずらっと並んだAQUOSシリーズの液晶テレビ。上下左右の視野角が広いため、高い位置に展示してある液晶テレビを見上げても色が変わらない |