日本ヒューレット・パッカード(株)は25日、インテルQ965 Expressチップセットを採用し、Core 2 Duoに対応したデスクトップパソコンのハイパフォーマンスモデルとして、“HP Compaq Business Desktop dx7300(エイチピー コンパック ビジネス デスクトップdx7300)”シリーズの販売を同日付けで開始すると発表した。省スペース型筐体の『HP Compaq Business Desktop dx7300 ST/CT』と、拡張性を持たせたマイクロタワー型筐体の『HP Compaq Business Desktop dx7300 MT/CT』の2機種をラインアップする。CTO(注文仕様生産)モデルとして直販“HP Directplus”と販売代理店経由で販売し、価格9万300円から。
『HP Compaq Business Desktop dx7300 ST/CT』 | 『HP Compaq Business Desktop dx7300 MT/CT』 |
“HP Compaq Business Desktop dx7300”は、2005年6月に発表した“dx7200”の後継機種。Core 2 Duo E6300-1.86GHz/E6400-2.13GHz/E6600-2.40GHz/E6700-2.66GHz、Pentium D 915-2.80GHz(ST/CTのみ)、Pentium D 945-3.40GHz(MT/CTのみ)を選択できるほか、PC2-5300/6400対応メモリー(512M/1G/2G/4GB)、シリアルATA/300対応HDD(80G/160G/250GB、S.M.A.R.T.対応)、グラフィックス機能はATI Radeon X1300/X1600XTなども選択できる。HDDをパスワードでロックする“ドライブロック機能”やRAID 1(ミラーリング)に対応し、OSが起動しない障害が発生した場合でもバックアップが可能なユーティリティー『HP Backup & Recovery Manager』を搭載しているのが特徴。
インターフェースは、USB 2.0×8、10/100/1000BASE-T、PS/2×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、シリアル(RS-232C)、パラレルなどを装備し、拡張スロットは、PCI Express x16、PCI Express x1、PCI×2を搭載する(ST/CTはロープロファイル)。本体サイズ/重量は、ST/CTが幅100×奥行き379×高さ338mm/約9.5kg、MT/CTが幅175×奥行き420×高さ368mm/約10.8kg。消費電力は最大240W(ST/CT)、365W(MT/CT)で、サスペンド時は3W未満。
PS/2スタンダードキーボード(日本語109A)とPS/2スクロールマウスが付属する。OSはWindows XP Professional/Home Editionを選択でき、Windows Vistaへの移行にも対応している。