松下電器産業(株)は20日、世界初となるBlu-ray Disc形式のビデオフォーマット“BD-Video”の再生に対応するBlu-ray Discレコーダー“ブルーレイDIGA(ディーガ)”『DMR-BW200』『同-BW100』を11月15日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。
世界初のBD-Video再生に対応したBlu-ray Discレコーダー“ブルーレイDIGA”『DMR-BW200』(上)と『同-BW100』(下) |
本体には地上デジタル、BSデジタル/110度CSデジタル放送、および地上アナログ放送のチューナーを内蔵(BW200は2系統のデジタル3波チューナーを搭載)。500GB(BW200)もしくは200GB(BR100)のHDDにハイビジョン映像を記録できるほか、容量50GBの2層式Blu-ray Disc(BD-RE/-R)に対応したBlu-ray Discドライブを内蔵し、最大4倍速でダビング(書き出し)が行なえる。
7月発表の“ハイビジョンDIGA”と同様の“美画質エンジン”を搭載し、デジタル特有のブロックノイズを軽減した高画質な録画・再生が行なえる。このほか、D-VHSに撮りだめたハイビジョン映像をi.LINK経由でHDDに取り込み、Blu-ray Discに書き出すことも可能(BW200のみ、“1回だけ録画可能”や“コピー禁止”の映像を除く)。HDMIケーブルに接続されたAV機器をDIGAのリモコンから制御する“VIERA Link”に対応し、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)経由でデジタルカメラで撮影した映像を大画面TVに表示したり、デジタルオーディオプレーヤー『D-snap(ディースナップ)』で楽しんでいる音楽をDIGAに録音(貯め込む)こともできる。
本体サイズと重量は、幅430×奥行き332(BW100は330)×高さ85mm/5.8kg(BW100は5.5kg)。消費電力は約56W(BW200)もしくは約48W(BW100)。なお、本日開催された発表会での模様については、追ってレポートする予定。