ニフティ(株)は13日、インターネット総合サービス“＠nifty(アット・ニフティ)”において、パソコンのデータをデータセンターに複製することでバックアップを行なうサービス“＠niftyバックアップβ”の提供を同日付けで開始すると発表した。会員向けに提供し、正式版のサービスは12月に開始する予定(価格は後日発表)。
“＠niftyバックアップβ”では、バックアップ候補のフォルダーを自動検出する機能を搭載することでバックアップの設定を容易にしたほか、毎日決められた時刻にバックアップする機能を搭載することで突然起こったデータの消失などにも対応できるのが特徴。利用者とともにサービスを発展させる取り組み“＠niftyラボ”の1つとしてβ版から提供するもので、12月に開始する予定の正式版サービスでは、過去にバックアップしたファイルをさかのぼって復活できる、ファイルの世代管理機能にも対応するという。保存できるデータの容量は2GB。対応OSはWindows XP Professional/Home Editionで、タスクトレイに常駐するクライアントツール『バックアップアシスタント』を利用する。
同社では正式版サービスの提供に向けて無料モニターを募集するとしており、募集期間は11月30日まで、先着500名。後日アンケートに回答することが条件となる。
