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ケンウッド、創業60周年を記念した高級ミニコンポを発売――往年の“TRIO”ブランドを復活

2006年09月04日 19時59分更新

文● 編集部 小林久

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(株)ケンウッドは4日、同社創立60周年を記念して“TRIO”ブランドを冠した高級ミニコンポを年内に発売すると発表した。コンセプトモデルは、現在ドイツで開催されているAV関連の展示会“IFA2006(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)”にも出展されている。

 60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」のコンセプトモデル
60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」のコンセプトモデル

同社は7月に“TRIO”ブランドのアマチュア無線機『TS-2000S(ブラックバージョン)』をリリースし、60台限定(国内)で予約販売したばかり(予約分は完売)。今回は“無線通信”と同様、創業以来の柱である“音”の分野で、「長年にわたって蓄積した技術/ノウハウと最先端技術を融合し、最高峰の性能と品格を兼ね備えたプレステージモデル」を投入するという。

今回発表された製品は、1993年の発売され、生産完了後もマニア層を中心に支持されている単品仕様のハイコンポ“K's”シリーズのコンセプトを受け継いだもの。2004年11月に発表された一体型のミニコンポ“Kseries”の上位モデルとして、新開発の音質向上技術なども搭載されるという。外観は、同社が1997年に発表した“K's Esule”を彷彿させるもの。ケンウッドは1998年に、このEsuleのプレミアムモデルとして、本体のみで300万円、スピーカーとのセットで420万円の『Silver Signature』を販売している。

アマチュア無線機
7月から8月まで数量限定で販売されたアマチュア無線機『TS-2000S(ブラックバージョン)』

なお、ケンウッドはIFA2006の会場で、デジタルオーディオプレーヤーやUSB機器とのデジタル接続に対応し、手軽に“シームレス・エンターテイメント”を楽しめるシステムコンポのコンセプトモデルも参考出品しているという。

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