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トレンドマイクロ、スパイウェア対策を含む“ウイルスバスター”最新版を発表

2006年08月30日 20時46分更新

文● 編集部 佐久間康仁

トレンドマイクロ(株)は30日、東京・日比谷の帝国ホテルに販売パートナーおよび報道関係者を集め、セキュリティーソフト“ウイルスバスター”シリーズの最新版、『ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ』(以下ウイルスバスター2007)を9月22日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、同社サイトの直販価格は6594円。

同社日本代表の大三川彰彦氏
発表会で新製品のパッケージを手にした、同社日本代表の大三川彰彦(おおみかわあきひこ)氏

従来のクライアント(パソコン本体)にインストールする対策ソフトに加えて、インターネット経由のウイルス/スパイウェア対策などのサービスを提供する。また、家庭へのパソコンの普及に併せて1パッケージで最大3台までインストールできる“新ライセンス形態”と、ネットワーク経由でほかのウイルスバスターインストール済みパソコンのセキュリティー管理が可能となっている。

トレンド フレックス セキュリティの画面
トレンド フレックス セキュリティの画面

ウイルスバスター2007では、従来別売されていたスパイウェア対策ソフト『スパイバスター2006』のスパイウェア対策エンジンを統合、改良を加えて、フィッシング詐欺やBOTプログラム、スパイウェアなどへの対策を施したという。特に、“ヒューリスティックスキャン”(プログラムの振る舞いによって怪しいプログラムを検知する手法)で、未知のスパイウェアにも対応したのが特徴。これは最近急速にスパイウェアの感染被害が増えたことが背景にあるという。トレンドマイクロの調べでは、2006年上半期のウイルス感染被害レポートトップ10のうち、5つがスパイウェア/アドウェアで占められている。また、ネットワーク経由で他者のパソコンを遠隔操作するBOTプログラムに感染したパソコンの総数を警察白書(2006年度版)から引用し、中国や韓国についで3番目に多いこと(IPアドレス数で約15万件)などを紹介した。

オンラインサービスを拡充

オンラインスキャンの実行画面 セキュリティーウォッチャーの画面
オンラインスキャンの実行画面セキュリティーウォッチャーに含まれるソフトウェアキーボードの画面

一方、インターネット経由で提供されるサービス“トレンド フレックス セキュリティ”には、ウイルスバスター2007ユーザーでなくとも無償で利用できる3つのサービスと、ユーザーだけが利用できる専用サービス2つが用意される。無償提供されるサービスは以下の通り。

セキュリティNow
セキュリティー関連の最新ニュースや解説記事などが読める情報提供ページ
オンラインスキャン
ウイルスバスター2007をインストールしていないパソコンでも、インターネット経由でウイルスやスパイウェアの検出と駆除が行なえるほか、セキュリティーホールへの対策が行なわれているかを診断する機能も提供
セキュリティーウォッチャー
スパイウェアが不正な動作を行なわないか監視するWindows用の常駐プログラム(無償配布)。ソフトウェアキーボード機能も備え、オンラインバンキングやeコマースでカード番号を入力する際にも、キーロガーによる個人情報の盗聴・盗用が防げるという

リモートファイルロックの説明画面
リモートファイルロックの説明

ウイルスバスター2007ユーザー向けに提供されるオンラインサービスは以下の2つ。

リモートファイルロック
ウイルスバスター2007をインストールしたパソコンに、暗号化管理する専用フォルダーを作成して、重要ファイルなどを安全に運用する機能。ウイルスバスター2007のサーバーと連動しており、インターネットに接続している環境(オンライン)では正しいユーザーが使っているものと見なしてアクセス時にパスワード入力などが求められないが、オフラインになるとフォルダー/ファイルのアクセス時にパスワード入力が必要。また、ノートパソコンを紛失した場合などには、別のマシンからウイルスバスター2007サーバーに通知して、仮にオンラインになってもフォルダーの読み書きを禁止できる(今年10月~12月に提供予定)
サポートサービス
チャットとサポートエンジニアによる遠隔操作支援サービスを提供。遠隔操作支援は、まず今年10~12月にエンジニアによる閲覧機能のみ提供し、問題解決やセキュリティーチェック機能は2007年1~3月に提供予定

このほか、一般的なウイルスチェックプログラムでは駆除しきれない危険がある“ルートキット”の検出・削除機能、フィッシングサイトの検知・警告を行なう“フィッシングチェッカー”のFirefoxへの対応(従来はInternet Explorerのみ対応だった)、などの機能強化が図られている。

対応OSはWindows 2000/XPで、動作環境はCPUがPentium(互換プロセッサー)-350MHz以上、メモリー128MB以上(256MB以上を推奨)、HDD 250MB以上など。なお、従来のウイルスバスター2006ユーザーも、2007にアップグレードした時点で1パッケージにつき3台インストール可能なライセンス契約へと更新される。



日本での発売15周年を記念した展示も

発表会では、今年2006年がトレンドマイクロが“ウイルスバスター”シリーズを発売して15周年という節目を迎えることから、会場には日本電気(株)の歴代のパソコンを並べて“ウイルスの歴史”と歴代のウイルスバスターシリーズのパッケージを並べたコーナーも設置された。ちなみに、“コンピュータウイルス”の名前が初めて登場したのはフレドリック・コーヘン(Frederick B.Cohen)博士が1984年に発表した論文であるという。

15年前のNEC製パソコンと当時のウイルスバスターのパッケージ 1992年に発売された『ウイルスバスター Ver.2』と『同 Pro』のパッケージ
発表会場に飾られた、15年前のNEC製パソコンと当時のウイルスバスターのパッケージあいにく最初のバージョン(1991年発売)のパッケージは展示されなかったが、1992年に発売された『ウイルスバスター Ver.2』と『同 Pro』のパッケージが出展された

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