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富士通、垂直磁気記録方式採用の2.5インチHDDユニット“MHW2 BH”を発売――容量は最大160GB

2006年08月30日 16時13分更新

文● 編集部

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富士通(株)は30日、同社として初めて垂直磁気記録方式を採用したノートパソコン向け2.5インチHDD“MHW2 BH”シリーズを発売すると発表した。併せて、従来の長手記録方式を採用し、動作音をアイドル時で業界最低という1.5ベルズに低減したコンシューマーエレクトロニクス市場向けの“MHW2 AT”シリーズも発売する。ともに出荷時期は10月末で、価格は個別見積もりとなる。

“MHW2 BH”
“MHW2 BH”

“MHW2 BH”は、垂直磁気記録(Perpendicular Magnetic Recording)方式を採用した毎分5400回転のドライブユニットで、平均シーク時間は読み出しが12ms/書き込みが14ms。バッファーメモリーは8MBを内蔵する。耐衝撃性は、動作時が300G(2ms)、非動作時が900G(1ms)。動作音はアイドル時で2.4ベルズ。電源は+5Vで、消費電力は1.9W(アイドル時0.6W/スタンバイ時0.13W)。インターフェースはシリアルATAを採用する。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は101g以下。容量が160GBの『MHW2160BH』と80GBの『MHW2080BH』の2モデルをラインアップする。

“MHW2 AT”は、長手記録方式を採用した毎分4200回転のドライブユニット。平均シーク時間は読み出しが12ms/書き込みが14ms。バッファーメモリーは2MBを内蔵する。耐衝撃性は、動作時が300G(2ms)、非動作時が900G(1ms)。動作音はアイドル時で1.5ベルズ。電源は+5Vで、消費電力は1.6W(アイドル時0.5W/スタンバイ時0.2W)。インターフェースはパラレルATA-7を採用する。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は96g以下。容量が80GBの『MHW2080AT』と60GBの『MHW2060AT』、40GBの『MHW2040AT』の3モデルをラインアップする。

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