ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は29日、インターネット総合サービス“So-net”において、海外ローミングサービス“iPassサービス”の提供を9月1日に開始すると発表した。
“iPassサービス”は、米アイパス(iPass)社のネットワーク網を利用するもので、約160ヵ国でダイヤルアップ接続が利用できる“iPassローミング”、69ヵ国で無線/有線LAN接続が利用できる“iPassワイヤレス＆LAN”、米国内で無線LAN接続を利用できる“T-Mobile 1日定額ワイヤレス”の3種類を提供する。同社では“T-Mobile 1日定額ワイヤレス”を国内で提供するのはISP初としている。
料金は、iPassローミングが1分あたり21円、iPassワイヤレス＆LANが1分42円、T-Mobile 1日定額ワイヤレスが1日あたり1365円。サービスを利用するには、専用ソフト『iPassConnect』が必要で、サービス開始に合わせてダウンロード提供を開始する予定。対応OSは、Windows版がWindows XP/2000、Macintosh版がMac OS X 10.1.5/10.2.0～10.2.8/10.3.x。
同社では、これに伴い、現在提供している“GRICグローバル”と“GRICワイヤレス”のサービスを9月30日に終了する。
